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通信の「実際どうなのか」を、実測で。 記事の作り方

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空港WiFiレンタル vs eSIM — 受け取りの手間で選ぶ

WiFiルーターは空港で受け取って返す。eSIMは受け取る物がない代わりに、スマートフォン側の確認と設定がある。手間がかかる場所とタイミングが違います。

目次
  1. 手間がかかる場所とタイミング
  2. 空港でWiFiルーターを受け取る場合
  3. eSIMを出発前に入れておく場合
  4. SIMロックは早めに確認しておく
  5. 手間で選ぶときの考え方
  6. まとめ
  7. 参考にした公式情報

海外WiFiルーターのレンタルとeSIMは、どちらも出発前に申し込んでおける方法です。料金とは別に比べておきたいのが、「どこで、いつ、どんな手間がかかるか」です。WiFiルーターはルーター本体を受け取って返す必要があり、eSIMは受け取る物がない代わりに、スマートフォン側の条件の確認と設定作業があります。

方式ごとの仕組みは海外旅行のデータ通信 完全ガイドで整理しています。この記事では、空港の公式サイトと端末メーカー・総務省の公式情報をもとに、受け取り・返却・設定の手間に絞って比べます。料金や通信速度、個別のサービス内容は扱いません。

手間がかかる場所とタイミング

項目空港でWiFiレンタルeSIM
受け取り・返却ルーター本体の受け取りと返却物理的なSIMカードの受け取りはない
出発前の確認受け取り・返却の場所対応機種・SIMロック
必要な作業空港での受け取りの手続き端末でのeSIMの設定

空港でWiFiルーターを受け取る場合

空港のカウンターでWiFiルーターを受け取るイメージ

WiFiルーターのレンタルでは、ルーター本体を受け取り、使い終わったら返却します。空港の公式サイトでは、受け取りの動線について次のような案内があります。

  • 出国手続きの前に受け取る — 成田空港は、携帯電話・Wi-Fiの貸出とSIMカードの販売の場所は出国手続き前のエリアにしかないと案内しています。出国手続きを済ませた後のエリアには、貸出の場所がないということです。
  • 予約した人はカウンターで受け取り・返却をする — 中部国際空港の出発ロビーにある海外用Wi-Fiルーターのレンタルカウンターは、事前に予約した人がカウンターで受け取り・返却でき、当日の申し込みも受け付けていると案内しています。新千歳空港でも、国際線ターミナルビルのカウンターで海外用Wi-Fiルーターの予約受け渡しと当日申し込みを受け付けています。
  • 無人の機器を使う方式もある — 中部国際空港には、到着ロビーのレンタルカウンターの前にWiFiルーターの貸出機とeSIMの販売機を置いているところがあります。事前にWeb予約してから利用するセルフ式のWi-Fiレンタルも案内されています。
  • 到着ロビーにも店舗がある — 羽田空港には、国際線の出発ロビーと到着ロビーの両方にレンタルの店舗が入っているターミナルがあります。

出発当日は、出国手続きの前にカウンターへ立ち寄る時間を見込んでおきます。受け取る空港と返却する空港が違う旅程では、返却の場所と方法を申し込みの段階で確認しておくと、帰国後に迷わずに済みます。

グローバルWiFiは、出国・帰国時に空港や国内のカウンターで受け取りと返却ができると案内しています。受取カウンターは出国ゲートの外にあり、出国手続きの前に受け取る形です。

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WiFiBOXは、申込受付期限はなく、出発日当日でもカウンターの営業時間内であれば予約と受け取りができると案内しています。

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eSIMを出発前に入れておく場合

出発前に自宅でスマートフォンを操作するイメージ

eSIMは、物理的なSIMカードのようにスマートフォンに挿入せずに、モバイルネットワークを有効にできるデジタルSIMです。Appleも、eSIMなら物理的なSIMカードを入手して持ち運んだり、入れ替えたり、郵送で届くのを待ったりする必要がないと案内しています。

受け取るのは物ではなく設定のための情報です。Appleの案内では、QRコードや通信事業者のアプリを使うなどのアクティベートの手順は、通信事業者が教えてくれるとされています。Google Pixelでは、設定アプリの「eSIM を設定」から画面上の指示に沿って操作します。設定の具体的な流れはeSIMの入れ方・使い方 初心者ガイドをご覧ください。

空港で受け取る手間がない代わりに、出発前に次の点を確認しておきます。

  • 対応機種と通信事業者 — Appleは、iPhoneでeSIMを使うにはeSIMに対応した機種と、eSIMに対応した通信事業者またはグローバルサービスプロバイダが必要だとしています。
  • 設定するときのインターネット接続 — iPhoneでeSIMを設定するときは、Wi-Fiネットワークかインターネット共有に接続している必要があります(一部の国や地域のeSIM専用モデルを除く)。自宅などWi-Fiにつながる場所で、出発前に設定まで済ませておくと安心です。
  • SIMロックがかかっていないか — 次の章で説明します。

トリファは、出発前にアプリでeSIMの設定まで済ませておけると案内しています。現地の空港のWi-Fiの速度が心配なときは、国内で設定を済ませて、現地ではeSIMのみ切り替える方法が紹介されています。

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海外でアプリだけで通信を完結

Glocal eSIMは、日本国内で使えるプランについて、日本国内でQRコードを読み取ると即時に利用が始まるため、設定は渡航日に行うよう案内しています。出発前に設定を済ませたいときは、プランの案内を購入前に確認します。

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60か国以上の国と地域に対応

【Glocal eSIM】

SIMロックは早めに確認しておく

総務省のガイドラインは、SIMロックを「特定の事業者に係るプロファイルが記録されたSIMに対してのみ動作するよう設定された端末上の制限」と定義し、海外渡航時を含め、ほかの事業者のサービスの利用を妨げるものとしています。ガイドラインの改正でSIMロックは原則禁止となり、eSIMもガイドラインの対象に加えられました。

それでも、手元の端末にSIMロックがかかっている場合はあります。Appleは、iPhoneは契約先の通信事業者によってSIMロックされている場合があり、特定の通信事業者にロックされたiPhoneは海外旅行中に別の通信事業者で使えないと案内しています。Google Pixelのヘルプも、携帯通信会社から購入したスマートフォンにはSIMロックが設定されることがあり、その場合はその会社以外のモバイルサービスを使えないとしています。

  • 確認の方法(iPhone) — 「設定」>「一般」>「情報」の順に開き、「SIMロック」の横に「SIMロックなし」と表示されていれば、SIMロックはかかっていません。
  • 解除の依頼先 — iPhoneのSIMロックを解除できるのは契約先の通信事業者だけで、申請してから手続きが完了するまで数日かかることもあるとAppleは案内しています。Google Pixelでも、販売契約の終了前に解除したい場合は携帯通信会社に問い合わせるよう案内されています。

解除の手続きには数日かかることもあるため、eSIMを使うつもりなら、出発の直前ではなく申し込みの前に確認しておきましょう。

手間で選ぶときの考え方

  • 空港でカウンターに立ち寄る時間を取れる — 出国手続きの前に受け取り、帰国後に返却する流れを旅程に組み込めるなら、WiFiルーターのレンタルが候補になります。受け取る空港と返却する空港が違う場合は、両方の場所を申し込みの段階で確かめておきます。
  • 空港での受け取りや返却を省きたい — eSIMには物理的なSIMカードの受け取りがありません。対応機種、SIMロックの有無、設定のためのインターネット接続を、出発前に自宅で確認できるかがポイントです。
  • SIMロックの解除が必要だとわかった — 解除には数日かかることもあるため、出発までの日数が少ないときは、解除を待つか、空港で受け取る方法にするかを早めに決めておきます。

まとめ

  • WiFiルーターのレンタルは、ルーター本体の受け取りと返却が発生します。成田空港のように貸出の場所が出国手続き前のエリアに限られる空港もあるため、手続きの前に受け取ります。
  • eSIMは物理的なSIMカードの受け取りがない一方で、対応機種、SIMロックの有無、設定時のインターネット接続を出発前に確認しておく必要があります。
  • 空港のカウンターの場所や設定の手順は変わることがあります。出発前に、空港・申し込み先・端末メーカーの最新の案内を確認してください。

参考にした公式情報