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通信の「実際どうなのか」を、実測で。 記事の作り方

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家族旅行はeSIMかWiFiルーターか — 台数・端末・別行動で考える

WiFiルーターは1台を複数人で使う仕組み、eSIMは端末ごとに1つずつ入れる仕組みです。人数・端末・別行動の有無で、確認する点が変わります。

記事内の料金は 2026年10月4日 時点で各社の公表情報を確認したものです。 最新の料金・提供条件は各社の公式サイトをご確認ください。

目次
  1. 家族・グループで確認したい観点
  2. WiFiルーターは「1台を複数人で」使う仕組み
  3. eSIMは「端末ごとに1つ」設定する仕組み
  4. 場面別に考える
  5. 出発前のチェックリスト
  6. 参考にした公式情報

家族やグループで海外へ行くとき、データ通信の準備は「誰の端末を、どうつなぐか」から考える必要があります。WiFiルーターのレンタルは1台の機器を複数人でつなげる仕組みで、eSIMは使いたい端末ごとに1つずつ設定する仕組みです。この記事では、各社の公式情報をもとに、人数・端末・別行動という観点で両方を比べます。

方式そのものの違いは海外旅行のデータ通信 完全ガイド、空港での受け取りの手間は空港WiFiレンタル vs eSIM、WiFiレンタルの会社ごとの違いは海外WiFiルーターレンタル比較で扱いました。ここでは「家族・グループで使う場合」に絞ります。料金は渡航先・日数・プランで変わるため、金額は扱いません。

家族・グループで確認したい観点

観点WiFiルーターeSIM
つなぐ単位機器1台に複数台端末ごとに1つ
事前の確認同時接続の台数端末の対応可否
別行動のとき機器を持つ人の近く端末ごとに通信できる

WiFiルーターは「1台を複数人で」使う仕組み

カフェのテーブルにポケットWiFiルーターとスマートフォン、タブレットを並べたイメージ

グローバルWiFiは、WiFi機器1台につき最大5台まで使用デバイスの同時接続が可能で、みんなでシェアすれば一人あたりの料金も安くなると案内しています。ZEUS WiFi for GLOBALは端末の同時接続数を最大10台(推奨5台)、WiFiBOXは同時に5台までと案内しています。つなげる台数の上限は、機器や会社によって異なります。

ただし、台数を増やすほど条件が変わる点も案内されています。グローバルWiFiは、複数台を接続する場合は1日に使える通信容量を分け合うため容量の消費が多くなり、通信速度が下がる場合もあるとしています。そのうえで、インターネット通信が必ず必要なシーンではお一人様1台での接続をすすめています。

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もう一つ確認したいのが、機器そのものの扱いです。グローバルWiFiは、WiFiルーターのデメリットとして、スマホやPCとは別に機器を持ち運ぶ必要があること、充電の持ち時間は約10時間が目安で毎晩の充電が必須であることを挙げています。家族で1台を共有する場合は、誰が持ち歩くか、夜に誰が充電するかを決めておく必要があります。

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eSIMは「端末ごとに1つ」設定する仕組み

親子がそれぞれ自分のスマートフォンを持っているイメージ

Glocal eSIMは、1つのQRコード(プロファイル)を複数の端末で使うことはできず、1つのQRコードに対して1端末にインストールできると案内しています。複数台にインストールする場合は、その台数分のQRコードを購入する必要があります。家族それぞれのスマートフォンで使いたい場合は、人数分の設定が必要になるということです。

端末側の条件も、家族全員分を確認しておく必要があります。

  • eSIMに対応している端末か — Glocal eSIMは、電話アプリで「*#06#」を入力するか、設定の端末情報でEIDが表示されればeSIM対応、表示がなければ非対応と案内しています。AppleはeSIMを使えるiPhoneとして、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降を挙げています。
  • タブレットは使えるか — Glocal eSIMは、現在eSIM対応のiPadでは利用できないと案内しています。子どもが使うタブレットを持っていく場合は、事前に確認が必要です。
  • SIMロックは解除されているか — Glocal eSIMは、利用する端末のSIMロックが解除されているかの確認を求めています。

子どもの分は、保護者が代理で申し込めます。Glocal eSIMは、未成年の子どもの代わりに保護者が代理で申し込むことは可能としています。

Glocal eSIMPR

60か国以上の国と地域に対応

【Glocal eSIM】

eSIMを入れた1台のスマートフォンからテザリングで家族の端末につなぐ方法もあります。Glocal eSIMはテザリングを利用できるとしています。一方で、無制限プランでも現地通信事業者のFair Usage Policyにより、短期間の大容量通信には速度制限や通信制限が行われる場合があり、テザリングによる複数端末での大量利用はその例として挙げられています。

場面別に考える

  • 全員が同じ行動をする — 1台のルーターを共有する形が成り立ちやすい場面です。持ち歩く人と充電する人を決めておきます。
  • 別行動の時間がある — ルーターは持ち運ぶ機器なので、機器を持たない人の通信手段を決めておく必要があります。端末ごとに設定するeSIMは、別行動でも各自の端末で通信できます。
  • eSIMに対応していない端末や、タブレット、PCが混ざる — eSIMは端末の対応可否に左右されます。WiFiルーターは、スマホやPCをつなぐ機器として案内されています。接続したい機器が使えるかは、申し込み前に各社へ確認してください。
  • 同時に使う端末が多い — 最大の接続台数と、台数が増えたときの容量・速度の案内を見比べておきます。

出発前のチェックリスト

  • つなぎたい端末を全員分書き出し、eSIM対応・SIMロック解除の状況を確認する。
  • WiFiルーターなら、同時接続の上限と、台数を増やしたときの注意書きを確認する。
  • 別行動の時間帯に、誰がどの手段で通信するかを決める。
  • 持ち歩く人と、夜に充電する人を決める。

家族・グループでは、どちらか一方に決めなくても、端末の事情に合わせて組み合わせる考え方もあります。各社のサービス内容や条件は変更されることがあるため、申し込み前に公式サイトで最新の案内を確認してください。

参考にした公式情報