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通信の「実際どうなのか」を、実測で。 記事の作り方

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旅行用eSIMのQRコードが読み取れない・インストールが止まったときの確認 — 手動入力と、消してしまったときの扱い

QRコードが読み取れない、インストールが途中で止まった、eSIMを消してしまった。設定の段階でつまずいたときに、公式の案内で何を確かめるかを整理します。

記事内の料金は 2026年10月26日 時点で各社の公表情報を確認したものです。 最新の料金・提供条件は各社の公式サイトをご確認ください。

目次
  1. この記事でわかること
  2. QRコードが読み取れないとき
    1. まず画面の見え方を確かめる
    2. 読み取り方は端末で違う
    3. 手動で入力する入口
  3. インストールが止まったとき
    1. 画面を離れない、時間を見込む
    2. 通信環境を確かめる
    3. 回線が追加されているかを見る
    4. Appleが案内する確認の順番
    5. 表示されたメッセージ別
    6. 国によってはインストールの場所が限られる
  4. eSIMを消してしまったとき
    1. 消す前に知っておくこと
    2. 再発行できるかどうか
    3. 消去の操作を迷ったとき
  5. 出発前にインストールしてよいか
  6. 問い合わせる前に控えておくこと
  7. つまずいたときのチェックリスト
  8. まとめ
  9. 参考にした公式情報

旅行用eSIMを買ったのに、QRコードをカメラが読み取ってくれない。インストールの画面が途中から進まない。うっかりeSIMを削除してしまった。出発前の自宅で起きると焦りますし、現地の空港で起きるとさらに困ります。

この記事では、通信がつながらない問題ではなく、その手前の「設定の段階」で起きるつまずきに絞って、AppleとGoogleの公式ヘルプ、トリファとGlocal eSIMの公式案内に書かれている範囲を整理します。基本の入れ方はeSIMの入れ方・使い方 初心者ガイドで、現地に着いてからつながらないときの確認は海外でeSIMがつながらないときの確認ポイントで、機種変更にともなう扱いは旅行用eSIMと機種変更で扱っています。料金は時期やキャンペーンで変わるため、金額は扱いません。内容は公式サイトの情報(2026年10月26日時点)にもとづきます。公式ページに書かれていないことは、書かれていないと記しています。

この記事でわかること

  • QRコードが読み取れないときの確認点と、手動で入力する入口
  • インストールが止まったとき、エラーが出たときに確かめること
  • eSIMを削除したときに、再発行できるかどうか(トリファとGlocal eSIMの比較)
  • 出発前の自宅でインストールしてよいか
つまずいた場面まず確かめること該当する章
QRコードが読み取れない表示の欠け、読み取り方、手動入力QRコードが読み取れないとき
途中で止まった、エラーが出た回線が追加されているかインストールが止まったとき
「有効ではありません」と出た使用済みか、SIMロックか表示されたメッセージ別
eSIMを消してしまった提供元が再発行できるかeSIMを消してしまったとき
出発前に入れてよいか利用開始の数え方出発前にインストールしてよいか

木の机に置いたノートパソコンとスマートフォンのイメージ

QRコードが読み取れないとき

まず画面の見え方を確かめる

読み取れない原因として、最初に疑いたいのはQRコードの表示です。Glocal eSIMのFAQは、QRコードが上下左右欠けることなく表示されているかを確かめ、メールで受け取った場合は添付をタップして全面に表示させるよう案内しています。

次に、QRコードを表示する端末と、eSIMを入れる端末の関係です。トリファのコラムは、iOS 17.3以前のQRコードでの手順の中で、QRコードの読み取りにはもう1台の端末やパソコンが必要で、QRコードを読み込んだ側の端末にeSIMがインストールされると説明しています。別の端末やパソコンの画面にQRコードを表示して、eSIMを入れたい端末で読み取る形です。

読み取り方は端末で違う

Glocal eSIMのFAQでは、iOSは「eSIMを追加」から「QRコードを使用」の画面で読み取るか、標準のカメラで読み取れる一方、Androidは通常のカメラでは読み取れないと書かれています。

Appleの案内には、読み取り以外の入口もあります。

  • iOS 17.4以降のiPhoneで、メールやブラウザ経由でQRコードを受け取った場合は、QRコードを長押しして「eSIMを追加」をタップします。
  • 通信事業者からQRコードではなくリンクが送られてくる場合があります。iOS 17.4以降のiPhoneでは、リンクをタップして設定します。
  • トリファのコラムは、iOS 17.4以降はアプリから「ワンタップインストール」ができ、iOS 17.3以前はQRコードまたはアクティベーションコードの手動入力でインストールすると説明しています。

手動で入力する入口

QRコードを使わず、コードを手で入力する入口は、公式の案内では次のように書かれています。

対象案内されている入口出どころ
iPhone設定、モバイル通信、プランを追加、詳細情報を手動で入力Apple
Pixel設定、ネットワークとインターネット、SIM、SIMを追加、eSIMを設定Google
トリファのAndroid「手動で入力」を選び、アプリ表示のコードを入力トリファのコラム
トリファのiOS 17.3以前QRコードまたはコードの手動入力トリファのコラム
Glocal eSIM手動入力の案内は確認できず公式LP・FAQ・設定資料
  • iPhone — Appleの案内では、通信事業者から入手したeSIM情報を手動で入力する必要があるときは、設定アプリの「モバイル通信」から「モバイル通信プランを追加」をタップし、画面の下部にある「詳細情報を手動で入力」をタップします。確認コードの入力を求められた場合は、通信事業者から提供された番号を入力するとされています。
  • Pixel — Googleのヘルプは、設定アプリから「SIM を追加」「eSIM を設定」へ進む入口を案内しています。セットアップ時にSIMが自動で検出されない場合は、携帯通信会社を通じてeSIMを有効にする必要があるとも書かれています。この案内には、コードの手動入力の画面についての記載は確認できませんでした。
  • トリファ — 設定ガイドのコラムが、Androidでは「手動で入力」を選び、アプリに表示されるアクティベーションコードを入力すると説明しています。
  • Glocal eSIM — 公式のLP、FAQ、iOS・Android向けの設定資料に、アクティベーションコードを手入力する案内は確認できませんでした。読み取れないときは、上で挙げた表示の確認と、購入元への問い合わせが入口になります。
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インストールが止まったとき

画面を離れない、時間を見込む

Glocal eSIMのiOS・Android向けの設定資料には、インストール中に画面を閉じる、ほかのアプリを実行するなどして画面を移動すると、設定が切断されてインストールが失敗する可能性があると書かれています。iOS向けの資料では、インストールが終わるまでに5分から10分程度かかる場合があると案内されています。

トリファのコラムも、通常は数分で完了するものの、通信環境やサーバーの状況によっては数十分から数時間かかる場合もあると説明しています。「アクティベート中」のような表示が出たら、すぐにやり直さず、しばらく待つ前提で見ます。

通信環境を確かめる

eSIMのインストールは、通信できる状態で行います。Appleの案内では、新しいiPhoneをWi-Fiネットワークまたはインターネット共有に接続することが必要なものとして挙げられています。Glocal eSIMの設定資料も、データ利用が可能な状態で設定するよう案内しています。

トリファのコラムでは、Wi-Fiが不安定だとインストールが途中で止まることがあるとして、次の対処が挙げられています。

  • Wi-Fiの接続先を変える、またはルーターを再起動する
  • 端末を再起動してから、もう一度インストールを試す
  • iPhoneでは、VPNがオフになっていることを確認する

回線が追加されているかを見る

画面の表示が途切れても、インストールは終わっていることがあります。

  • Glocal eSIM — FAQは、設定中に画面が消えても、ほとんどの場合はインストールができていると案内しています。確認の入口は、iOSは設定のモバイル通信、Androidは設定のネットワークとインターネットのSIMです。追加が確認できたら、アクティベートの設定へ進むよう書かれています。
  • トリファ — コラムは、インストールが長引いた場合や、すでにインストール済みのeSIMを再度インストールした場合にエラーが表示されることがあるとしたうえで、設定画面に新しい回線が追加されていれば、インストールは正常に完了していると説明しています。

入れ直すかどうかは、先に「追加されているか」を見てから決める順序です。

Appleが案内する確認の順番

iPhoneでeSIMを設定できないときの順番は、Appleのヘルプに整理されています。各手順を実行するたびに、コントロールセンターを開いて、ステータスバーに通信事業者が表示されているかを確認する、という進め方です。

  • 機内モードのオンとオフを切り替える
  • 設定アプリの「モバイル通信」で、対象の回線をいったんオフにして、オンに戻す
  • 端末を再起動する
  • 設定の「一般」から「情報」を開き、「eSIM」の欄で通信事業者の設定にアップデートがあれば更新する

それでも設定できない場合は、通信事業者への問い合わせが案内されています。

表示されたメッセージ別

Glocal eSIMのFAQには、表示されたメッセージごとの案内があります。ほかの提供元のeSIMでも同じとは限らないため、あくまでGlocal eSIMの案内として読んでください。

表示公式FAQが挙げる可能性
このQRコードはもう有効ではありませんすでに一度使われたQRコード
この通信事業者からのモバイル通信プランは追加できませんSIMロックがかかっている
SIMが無効ですSIMロックがかかっている
アクティベートできませんでしたインストールはできている場合が多い
  • 一度使われたQRコード — FAQは、「このQRコードはもう有効ではありません」と出るのは、すでに一度使われたQRコードである可能性が高く、eSIMプロファイル(QRコード)は一度しか使用できないと説明しています。回線が追加されていないかを、先に確認する順序です。
  • SIMロック — 「この通信事業者からのモバイル通信プランは追加できません」「SIMが無効です」などの表示は、SIMロックがかかっている可能性があるとされています。Glocal eSIMのLPには、SIMロック解除されていない端末に読み込むと、QRコードは再利用できないとも書かれています。iPhoneのSIMロックは、Appleの案内では、設定の「一般」「情報」で「SIMロック」の横に「SIMロックなし」と表示されていれば、かかっていない状態です。
  • アクティベートできませんでした — 海外専用eSIMでは、この表示が出る場合があっても、ほとんどの場合はインストールができていると案内されています。

国によってはインストールの場所が限られる

Glocal eSIMのLPには、トルコではトルコ政府の政策制限により、国内でのeSIMの設定ファイルのダウンロードとインストールが禁止されていると書かれています。トルコへ行く予定の人は、トルコ以外の国でインストールを済ませるよう案内されています。ほかの国の規制は、この記事では扱いません。

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eSIMを消してしまったとき

消す前に知っておくこと

Appleは、通信事業者から指示された場合を除き、トラブルシューティングの手段としてeSIMを消去しないよう案内しています。eSIMを消去した場合は、通信事業者に問い合わせて、新しいeSIMを入手する必要があるとされています。

Glocal eSIMの設定資料には、インストールしたeSIMを利用開始前に削除しないよう注意が書かれています。トリファのコラムは、利用済みのeSIMは端末から削除しても構わないとしたうえで、削除後は元に戻せないため、日本の回線や未使用のeSIMを誤って削除しないよう注意を促しています。

再発行できるかどうか

項目トリファGlocal eSIM
消したあと同じコードで入れ直し不可と案内不可と案内
再発行未開通ならアプリから可再発行はできない
再発行の手数料あり案内なし
1つのコードを入れられる端末1プランにつき1台1つにつき1端末
設定の相談窓口アプリ内チャットメール
  • トリファ — コラムは、eSIMのプロファイルを端末から削除すると、同じQRコードやアクティベーションコードでは再インストールできないと説明しています。ただし、未開通(利用期限が表示されていない)のeSIMであれば、アプリの「マイeSIM」から該当プラン、「設定方法」、「再発行」の順に進んで再発行できるとされています。手数料がかかると書かれていますが、金額は税込・税抜の表記が確認できなかったため、ここでは扱いません。すでに開通済み(利用期限が表示されている)のeSIMは再発行できないとされています。判断に迷う場合は、アプリの「アカウント」から「チャットサポート」へ進み、24時間対応の日本語サポートに相談するよう案内されています。
  • Glocal eSIM — FAQは、再発行はできず、プロファイル(QRコード)は1度しか使えないと案内しています。設定の注意事項にある内容、たとえばインストールしたeSIMを利用開始前に削除したことで使えなくなった場合は、新しく購入するよう書かれています。LPにも、プロファイル情報の再発行はできず、端末への読み込みは一度しかできないとあります。

同じ「再発行」でも、トリファは未開通かどうかで分かれ、Glocal eSIMは再発行そのものを受け付けていないと案内されています。どちらを選ぶかは、読み込むタイミングをどれだけ慎重に決められるかとも関わります。

消去の操作を迷ったとき

iPhoneでの消去の入口は、Appleの案内では設定アプリの「モバイル通信」です。単一のプランなら「eSIMを削除」、複数のプランがある場合は消去したいプランを選んで「プランを削除」とされています。

白いテーブルに並べたスマートフォンとノート、ペンのイメージ

出発前にインストールしてよいか

出発前の自宅で入れておけるかどうかは、提供元とプランによって案内が違います。日数がいつから減り始めるかは、旅行用eSIMの有効期限と利用開始のタイミングで別に整理しているので、ここでは「インストールの操作そのもの」に絞ります。

項目トリファGlocal eSIM
出発前のインストール可と案内プランによる
設定のタイミング出発前に完了が安心渡航日に設定と案内
入れた直後の回線オフにしておくプランにより利用開始
  • トリファ — 国別ページのFAQは、出発前にアプリからeSIMの設定まで完了でき、現地に着いてからでも、国内にいる間にインストールしてもよいと案内しています。コラムは、インストールにはインターネット接続が必要で、現地で通信環境がないと設定できないため、出発前に完了させておくのが安心と説明し、旅行前にインストールした段階では回線をオフにしておくよう書いています。
  • Glocal eSIM — LPでは、日本国内で前もって設定した場合、日本国内利用可のプランはインストールした日から、利用不可のプランは渡航先で到着してアクティベートした日から利用開始と案内されています。日本国内利用可のプランは、日本国内でQRコードを読み取ると即時に利用開始となるため、設定は渡航日に行うよう書かれています。

入れ直す前に、提供元が再発行できるかどうかを確認しておくと、判断を間違えにくくなります。

問い合わせる前に控えておくこと

提供元に連絡するときは、状況を正確に伝えられるほど話が早く進みます。Appleの案内では、問い合わせの前に、iPhoneに表示されているエラーメッセージを書き留め、iPhoneのIMEIまたはEIDを用意するよう書かれています。

項目トリファGlocal eSIM
窓口アプリ内のチャットメール
受付24時間365日と案内平日9:00から17:00
現地での不具合アプリ内チャットで対応と案内土日祝日も随時対応と案内

Glocal eSIMは、設定のサポートには正確な状況確認が必要なため、メールでのみ対応していると案内しています。設定マニュアルはプロファイルのメールに添付されていて、iOSとAndroidで設定方法が違うため、機種ごとに確認するよう書かれています。

つまずいたときのチェックリスト

  • QRコードが欠けずに全面で表示されているか。入れたい端末とは別の画面に出しているか。
  • 手動入力の入口が、提供元の案内に書かれているか。
  • インストール中は、画面を閉じたり、ほかのアプリを開いたりしていないか。
  • 画面の表示が途切れたら、先にSIMの一覧で回線が追加されているかを見たか。
  • 「有効ではありません」などの表示は、使用済みかSIMロックかを確かめたか。
  • eSIMを消す前に、提供元が再発行できるかを確かめたか。
  • 問い合わせの前に、エラーメッセージを控えたか。

まとめ

  • QRコードが読み取れないときは、表示の欠けと、読み取り方を確かめます。手動入力の入口は、AppleとトリファのAndroidの案内に書かれています。Glocal eSIMの公式案内には、手動入力の記載は確認できませんでした。
  • インストールが止まったときは、画面を離れず、時間を見込みます。表示が途切れても、回線が追加されていればインストールは終わっていると、トリファとGlocal eSIMが案内しています。
  • eSIMを消してしまうと、同じコードでは入れ直せないと、両社とも案内しています。トリファは未開通ならアプリから再発行でき、Glocal eSIMは再発行できないとされています。
  • 出発前のインストールは、トリファは可、Glocal eSIMはプランによって利用開始の扱いが変わります。
  • 内容は変わることがあるため、申し込む前に公式サイトで最新の案内を確認してください。

空港の窓辺でスーツケースの上に置いたパスポートとスマートフォンのイメージ

参考にした公式情報