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グアム旅行のeSIM・WiFi — アメリカ本土向けとは別に確認したいこと
グアムはアメリカの準州ですが、通信の商品は本土向けとは別に用意されていることがあります。
記事内の料金は 2026年10月4日 時点で各社の公表情報を確認したものです。 最新の料金・提供条件は各社の公式サイトをご確認ください。
目次
グアムは日本から近く、短い日程でも行きやすい渡航先です。データ通信の手段は、eSIM・海外WiFiルーターレンタル・国際ローミングの三つの方式が基本ですが、グアムでは「アメリカ向け」と書かれた商品をそのまま選んでよいのか迷う場面があります。
この記事では、まずアメリカ本土向けの商品とグアム向けの商品の線引きを公式情報で確かめ、そのうえで、グアムに対応していることが公式サイトで確認できたeSIMとWiFiルーターを紹介します。アメリカ本土の国際ローミングやプリペイドeSIMはアメリカ旅行のeSIM・WiFi比較で扱っているので、そちらもあわせてご覧ください。料金は時期やキャンペーンで変わるため、ここでは金額を扱いません。最新の料金は各社の公式ページで確認してください。

「アメリカ向け」が、グアムでは使えない場合がある
グアムはアメリカの準州です。ただ、トリファの案内では、携帯通信はアメリカ本土とは別に現地のキャリアが提供しているため、アメリカ本土向けのeSIMはグアムで使えず、トリファでもアメリカ向けとグアム向けは別のプランとして扱っているとされています。ハワイや本土を経由してグアムに入る日程では、それぞれの渡航先に対応したプランが必要です。グアム向けのeSIMは、Docomo Pacificの回線に接続されると案内されています。
商品の線引きは、会社ごとに異なります。公式ページでは、次のように書かれています。
- ソフトバンク「アメリカ放題」 — 対象外のエリアとして、グアムとサイパンが挙げられています。グアムとサイパンでは「海外あんしん定額」を使うよう案内されています。
- ドコモ「世界ギガし放題」 — 対象国・地域の北米の一覧に、アメリカ(本土)やハワイと並んで、グアムとサイパンが載っています。
- Glocal eSIM — 「アメリカ周遊」の対象国・地域は、アメリカ(ハワイ)・カナダ・メキシコとされています。グアムは周遊プランには入っておらず、1か国向けの料金表にグアムの行があります。
つまり、「アメリカ」と名前のついた商品がグアムを含むかどうかは、商品ごとの対象エリアの一覧で確かめる必要があります。
グアム向けのeSIM — トリファとGlocal eSIM
ここでは、グアムの対応を公式サイトで確認できた二つのeSIMの、公式に書かれている仕様を並べます。
| 項目 | トリファ | Glocal eSIM |
|---|---|---|
| グアムのプラン | グアム向けプランあり | 1か国向けに掲載 |
| 電話番号 | 付かない | 付かない |
| 容量の追加 | アプリから追加購入 | 追加購入は不可 |
| テザリング | 基本は対応 | 利用できる |
| 日数の数え方 | 電波をつかんだ時点から | 通信をつかんだ時点から |

トリファ
トリファのグアム向けプランは、利用日数を3日・7日・15日・31日・60日から選べ、日数によって選べるデータ容量が異なります。利用日数は「泊数」ではなく、グアムで電波をキャッチした時点からの経過時間でカウントされ、1日は24時間です。帰国日も利用日数に含めて選ぶよう案内されています。
データ容量が足りなくなったら、アプリから追加のプランをいつでも購入できるとされています。テザリングは基本的に対応していますが、まれに対応していないプランもあるため、プラン詳細の画面で確認するよう案内されています。
インストールは、現地に着いてからでも、国内にいる間でも大丈夫とされています。使い始めの前の期限として、プランは購入日から3ヶ月以内に利用を開始するよう案内されています。アプリ内のチャットサポートでは、日本人スタッフが24時間365日、日本語で対応しているとされています。
Glocal eSIM
Glocal eSIMは、データ通信のみの回線で、電話番号の付与はありません。LINEなどのデータ通話は利用できると案内されています。テザリングは利用できます。日数のカウントは、プラン対象国で通信をつかんだ(利用開始した)タイミングから24時間間隔です。eSIMの開通有効期限は、注文日から90日とされています。
注意したいのが、データ容量を超えたときの扱いです。公式FAQでは、追加購入はできず、新規で購入するよう案内されています。また、一度インストールしたプロファイルを削除すると再発行できないため、利用前に「モバイル通信プランの削除」を実施しないよう案内されています。
電話番号が必要なサービスは出発前に
どちらも電話番号は付きません。トリファは、SMSなど電話番号が必要になるサービスは利用できないので、電話番号での認証が必要なアプリは日本にいるうちに登録を済ませるよう案内しています。SMSで認証コードを受け取るアプリは、出発前に登録を済ませておくのが無難です。
現地で使えるWiFiルーターのレンタル
端末を日本で受け取って持っていく方法も選べます。グアム向けの対応を公式サイトで確認できたのは、次の二つです。
- グローバルWiFi — グアム現地の通信会社の回線を使うので、現地の人と同じエリアでWiFiにつながると案内されています。グアムのほぼ全域をカバーしているとされています。
- ZEUS WiFi for GLOBAL — ハガニア、タモン、デデド、ジーゴ、マンギラオなど、グアムのほぼ全域で利用できると案内されています。同じページでは、グアムの通信環境は比較的整っているものの、地下や建物内、移動中などでは接続が不安定になることがあると説明されています。
端末の受け取り方法や返却の手順、プランの内容は会社ごとに異なります。申し込む前に、公式ページで確認してください。方式ごとの違いは海外旅行のデータ通信 完全ガイドにまとめています。

旅程に合わせた考え方
- グアムだけに滞在する — グアム向けのeSIM、グアムに対応したWiFiルーターが候補です。アメリカ向けと書かれたeSIMは、対象エリアにグアムが含まれているかを確かめてください。
- サイパンにも行く — トリファは、グアム向けプランの対象はグアムのみで、サイパンやテニアンを含む北マリアナ諸島は別のプランとしています。両方に滞在する場合は、それぞれのプランを購入するよう案内されています。携帯電話会社のサービスでも、ソフトバンクの「アメリカ放題」はグアムとサイパンを対象外としています。
- ハワイや本土を経由する — 経由地と目的地で、必要な商品が別になることがあります。トリファは、それぞれの渡航先に対応したプランが必要としています。
- いつもの電話番号を使いたい — ここで紹介した二つのeSIMには電話番号が付きません。携帯電話会社の国際ローミングの対象かを、公式の対象国・地域の一覧で確認します。
申し込みの前に確認すること
- 端末がeSIMに対応しているか、SIMロックがかかっていないか。確かめ方と設定の流れはeSIMの入れ方・使い方 初心者ガイドと選び方チェックリストにあります。
- 購入後の有効期限。トリファは購入日から3ヶ月、Glocal eSIMは注文日から90日と案内されています。
- 容量を超えたときの扱い。トリファは追加購入でき、Glocal eSIMは新規購入と案内されています。
- つながらないときの確認は、海外でeSIMがつながらないときの確認ポイントにまとめています。
まとめ
- グアムはアメリカの準州ですが、トリファの案内では、アメリカ本土向けのeSIMはグアムで使えません。ソフトバンクの「アメリカ放題」もグアムとサイパンを対象外としています。
- グアム向けのeSIMは、トリファとGlocal eSIMの公式情報で確認できました。どちらも電話番号は付かず、容量の追加の扱いが異なります。
- WiFiルーターは、グローバルWiFiとZEUS WiFi for GLOBALが、グアムでの利用を公式サイトで案内しています。
- サイパンやハワイを回る場合は、行き先ごとに対象エリアを確認します。
- 内容は変わることがあるため、申し込む前に公式サイトで最新の案内を確認してください。