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通信の「実際どうなのか」を、実測で。 記事の作り方

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ドイツ旅行のeSIM・WiFi — 電話番号・接続台数・受け取り方の違い

ドイツ向けのeSIMやWiFiルーターは、電話番号の有無、同時に接続できる台数、受け取り方法などの仕様が会社ごとに違います。

記事内の料金は 2026年10月8日 時点で各社の公表情報を確認したものです。 最新の料金・提供条件は各社の公式サイトをご確認ください。

目次
  1. 日本の携帯電話会社の国際ローミングでは
  2. ドイツ向けのeSIM — トリファとGlocal eSIM
    1. トリファ
    2. Glocal eSIM
    3. 電話番号を使う用事は、先に片づけておく
  3. WiFiルーターのレンタル — 接続台数と受け取り方
    1. グローバルWiFi
    2. ZEUS WiFi for GLOBAL
    3. WiFiBOX
  4. 隣の国にも足をのばすとき
  5. 旅程に合わせた考え方
  6. 申し込みの前に確認すること
  7. まとめ
  8. 参考にした公式情報

秋から冬にかけては、クリスマスマーケットを目当てにドイツ行きの旅程を考え始める方もいるかもしれません。ドイツ旅行のデータ通信は、eSIM・海外WiFiルーターレンタル・国際ローミングの三つの方式が基本ですが、同じ方式でも商品ごとに公式の仕様が違います。

この記事では、ドイツだけを回る日程や、ドイツと隣の国をいくつか回る日程を想定して、日本の携帯電話会社の国際ローミングでドイツがどう案内されているかと、ドイツに対応していることが公式サイトで確認できたeSIM・WiFiルーターの仕様の違いを整理します。ヨーロッパの多くの国を回る周遊の考え方はヨーロッパ周遊のデータ通信プラン比較で扱っているので、そちらもあわせてご覧ください。料金は時期やキャンペーンで変わるため、ここでは金額を扱いません。最新の料金は各社の公式ページで確認してください。内容は公式サイトの情報(2026年10月8日時点)にもとづきます。

木組みの家が並ぶ旧市街の石畳の通りのイメージ

日本の携帯電話会社の国際ローミングでは

日本の携帯電話会社の国際ローミングは、会社ごとに対象国・地域の一覧を公開しています。ドイツがどう載っているかを、各社の公式ページで確かめました。

会社サービスドイツの載り方
ドコモ世界ギガし放題対象国・地域の一覧に掲載
auau海外放題渡航先一覧のヨーロッパ欄に掲載
ソフトバンク海外パケットし放題対象国・地域のヨーロッパに掲載
楽天モバイル海外ローミング利用可能な国と地域の一覧に掲載
  • ドコモ — 「世界ギガし放題」の対象国・地域の一覧のヨーロッパにドイツが載っています。この一覧は「2024年8月29日現在、対応している国・地域」と注記されていて、対象事業者は予告なく変更される場合があるとされています。WORLD WINGの利用可能な国・地域の一覧にもドイツが載っています。
  • au — 「au海外放題」のページの渡航先一覧で、ヨーロッパの欄にドイツが載っています。
  • ソフトバンク — 「海外パケットし放題」の対象国・地域のヨーロッパに、ドイツが挙げられています。ただし同社は、このサービスの提供を2026年12月以降に終了すると案内しています。渡航する時点のサービス内容を確認してください。
  • 楽天モバイル — 海外ローミングで利用可能な107の国と地域の一覧のヨーロッパにドイツが載っています。データ通信は毎月2GBまで無料で、超過後は速度が制限されると案内されています。このデータ量は、契約しているプランのデータ利用量に加算されます。

どの会社でも、一覧に載っていることと、自分の契約プランで使えることは別の話です。申込みの要否や料金は契約中のプランで変わるため、渡航前に各社の公式ページで確認します。

ドイツ向けのeSIM — トリファとGlocal eSIM

出発前に日本で用意するeSIMは、ドイツに対応していることが公式サイトで確認できたものを並べます。電話番号の扱いや追加購入の可否など、公式に書かれている仕様に違いがあります。

項目トリファGlocal eSIM
ドイツの買い方ドイツ向け・周遊の両方ヨーロッパ周遊プラン
電話番号付かない付かない
容量の追加追加チャージ可能追加購入は不可
テザリング基本は対応利用できる
開通・利用開始の期限購入日から3ヶ月注文日から90日

夕暮れの旧市街を見下ろすホテルの窓辺でスマートフォンを手にしたイメージ

トリファ

トリファには、ドイツだけを対象にしたプランがあります。利用日数は3日間・7日間・15日間・31日間・60日間から選び、日数ごとに選べるデータ容量が異なります。ヨーロッパ周遊プランも用意されていて、公式には、1カ国だけの滞在でも周遊プランで対応できると案内されています。

テザリングは基本的に対応していますが、まれに対応していないプランもあるため、プラン詳細の画面で確認するよう案内されています。5Gについては、端末が5G対応で、ドイツ側で5Gが提供されているエリア・キャリアであれば利用できるとされています。インストールは現地に着いてからでも、国内にいる間でもよく、空港のWi-Fiの速度が心配なら、国内で設定を済ませて現地ではeSIMだけ切り替える方法がすすめられています。

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海外でアプリだけで通信を完結

Glocal eSIM

Glocal eSIMの公式ページでは、ドイツは「ヨーロッパ周遊」プランの対象国・地域に含まれています。データ通信のみの回線で、電話番号の付与はなく、LINEなどのデータ通話は利用できると案内されています。テザリングは利用できます。日数のカウントは、プラン対象国で通信をつかんだ(利用開始した)タイミングから24時間間隔です。

注意したいのは、データ容量を超えたときの扱いです。公式FAQでは、追加購入はできず、新規で購入するよう案内されています。

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60か国以上の国と地域に対応

【Glocal eSIM】

電話番号を使う用事は、先に片づけておく

どちらのeSIMも、電話番号は付きません。トリファは、LINEやInstagramなどのネット回線を使った通話を利用するよう案内しています。電話番号での通話や、SMSで認証コードを受け取る手続きが旅行中に必要になりそうな場合は、出発前に済ませておくか、日本の携帯電話会社の国際ローミングの対象かどうかを確認します。

WiFiルーターのレンタル — 接続台数と受け取り方

端末を日本で受け取って持っていく方法もあります。ドイツへの対応を公式サイトで確認できたWiFiルーターの、接続台数と受け取り方を並べます。

項目グローバルWiFiZEUS WiFi for GLOBALWiFiBOX
ドイツの案内ドイツ用プランありドイツのほぼ全域周遊の一覧に掲載
同時接続最大5台最大10台(推奨は5台)端末で5台・10台
受け取り日本国内のみ日本国内の空港空港や駅の貸出機など

カフェのテーブルにポケットWiFiルーターとパスポート、コーヒーを置いたイメージ

グローバルWiFi

ドイツ用のWiFiルーターは、最大5台まで同時に接続できると案内されています。ただし、複数のデバイスをつなぐと通信速度が下がる場合があるため、通信が必ず必要な場面では1人1台をすすめるとされています。契約したプランの通信容量を超えると、速度が低下する点にも注意が必要です。プランは1日に使える容量に合わせて選ぶ形で、無制限のプランもあります。

受け取りについては、ドイツ現地ではWiFiルーターを受け取れず、日本国内の空港カウンター、宅配、コンビニのいずれかで受け取ると案内されています。

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ZEUS WiFi for GLOBAL

ベルリン、ミュンヘン、フランクフルト、ハンブルク、ケルン、デュッセルドルフなど、ドイツのほぼ全域で利用できると案内されています。同じページでは、山間部や離島などの一部の地域では電波状況が不安定になる場合があること、地下や建物内、移動中などでも接続が不安定になることがあることが説明されています。ベストエフォート方式のため、回線の混雑状況や通信環境などにより、通信速度の低下や通信不可となることがあるとも書かれています。

同時接続は最大10台ですが、推奨は5台までです。端末は、日本国内の7つの空港で受け取れます。

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WiFiBOX

WiFiBOXは、空港や駅、コンビニ、商業施設などで、完全非接触で借りられるセルフ方式のWi-Fiレンタルです。ドイツは、「ヨーロッパ周遊」プランの利用可能国一覧に載っています。ヨーロッパ周遊のプランには、5G完全無制限プラン、完全無制限プラン、1GBプラン、500MBプランが並んでいます。

端末のスペック表では、最大接続台数が5台のものと10台のものがあり、5G対応の端末も掲載されています。借りる端末によって接続台数が違うため、申し込む前にスペック表を確認します。

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隣の国にも足をのばすとき

ドイツから隣の国へ足をのばす日程では、次の点を確認します。

  • ドコモの国際ローミング — 国境付近では、隣接する国・地域の通信事業者に接続されることがあります。その事業者が「世界ギガし放題」の対象外だと、適用を受けられず、料金が高額になる可能性があると案内されています。対象外の国との国境付近に滞在する場合は、対象国の通信事業者を手動で設定するようすすめられていて、帰国後は自動に戻すよう案内されています。
  • トリファ — ヨーロッパ周遊プランの対応国に、ドイツのほか、オーストリア、スイス、チェコ、ポーランド、フランス、オランダ、ベルギー、デンマーク、ルクセンブルクなどが載っています。対応国であれば、複数の国を移動しても同じeSIM・同じプランのまま追加設定なしで使い続けられると案内されています。対応国の最新リストは、アプリと公式サイトで確認するよう書かれています。
  • Glocal eSIM — 「ヨーロッパ周遊」の対象国・地域に、ドイツのほか、オーストリア、スイス、チェコ共和国、ポーランド、フランス、オランダ、ベルギー、デンマーク、ルクセンブルクなどが含まれています。複数の国で使う場合は、利用する国が含まれるプランを申し込み時に選ぶ形です。周遊プランの対象国の整理は、Glocal eSIMの地域別プランの記事でも扱っています。
  • WiFiルーター — 旅程の国が、選ぶ商品の対応国一覧に載っているかを確認します。WiFiBOXの「ヨーロッパ周遊」は、利用可能国一覧で確かめられます。

旅程に合わせた考え方

  • ドイツだけに滞在する — ドイツ向けのeSIMや、ドイツに対応したWiFiルーターが候補です。ドイツ向けと周遊のどちらも選べる商品があるので、公式の案内を見て比べます。
  • 隣の国にも行く — 旅程の国がすべて対象に入っているかを一覧で確かめます。国境付近で隣の国の回線につながる場合の扱いは、商品によって違います。
  • いつもの電話番号を使いたい — eSIMには電話番号が付かないため、携帯電話会社の国際ローミングの対象かどうかを、契約中のプランの案内で確認します。
  • 複数人で使う — WiFiルーターは同時接続の台数が商品や端末で違います。人数に合わせて、公式に書かれた台数と推奨の台数を確認します。

申し込みの前に確認すること

  • 端末がeSIMに対応しているか、SIMロックがかかっていないか。確かめ方と設定の流れはeSIMの入れ方・使い方 初心者ガイドと選び方チェックリストにあります。
  • 購入後の期限。トリファは購入日から3ヶ月以内に利用を開始、Glocal eSIMは注文日から90日と案内されています。
  • 容量を超えたときの扱い。トリファは追加チャージができ、Glocal eSIMは新規購入と案内されています。
  • WiFiルーターの受け取り場所。グローバルWiFiは日本国内でのみ受け取り、ZEUS WiFi for GLOBALは日本国内の空港で受け取ります。
  • つながらないときの確認は、海外でeSIMがつながらないときの確認ポイントにまとめています。

まとめ

  • 日本の携帯電話会社の国際ローミングでは、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの公式ページに、ドイツが対象国・地域として載っています。ソフトバンクの「海外パケットし放題」は、2026年12月以降の提供終了が案内されています。
  • eSIMは、トリファもGlocal eSIMも電話番号が付きません。容量の追加は、トリファが追加チャージ、Glocal eSIMが新規購入と、扱いが異なります。
  • WiFiルーターは、同時接続の台数と受け取り方が会社ごとに違います。グローバルWiFiは最大5台で日本国内のみの受け取り、ZEUS WiFi for GLOBALは最大10台(推奨は5台)です。
  • 隣の国へ行く日程では、旅程の国がすべて対象かを確かめます。ドコモは国境付近の回線の接続先に注意を呼びかけています。
  • 内容は変わることがあるため、申し込む前に公式サイトで最新の案内を確認してください。

参考にした公式情報