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通信の「実際どうなのか」を、実測で。 記事の作り方

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香港・マカオ旅行のeSIM・WiFi — 二つの地域を一つのプランで使えるか確認する

香港とマカオは、商品の上では別々の渡航先として扱われていることがあります。

記事内の料金は 2026年10月8日 時点で各社の公表情報を確認したものです。 最新の料金・提供条件は各社の公式サイトをご確認ください。

目次
  1. 先に確認したいのは「両方を含むか」
  2. 商品ごとの扱い
    1. eSIM — トリファとGlocal eSIM
    2. WiFiルーターのレンタル — 3社の違い
  3. 携帯電話会社の国際ローミング
  4. 香港で出発前に済ませたい実名認証
  5. 旅程に合わせた考え方
  6. 申し込みの前に確認すること
  7. まとめ
  8. 参考にした公式情報

香港とマカオは近く、同じ旅行で両方を訪れる日程もよく組まれます。ところが、データ通信の商品を探すと、香港向けとマカオ向けが別のページ、別のプランになっていることがあります。香港向けに買ったeSIMやWiFiルーターが、マカオでも使えるとは限りません。

この記事では、香港とマカオを一緒に回るときに迷いやすい「一つの商品で両方使えるか」を軸に、トリファ、Glocal eSIM、グローバルWiFi、ZEUS WiFi for GLOBAL、WiFiBOXの公式の案内と、ドコモ・au・ソフトバンクの国際ローミングでの扱いを確認します。eSIM・海外WiFiルーターレンタル・国際ローミングの三つの方式の違いは、先にこちらでまとめています。料金は時期やキャンペーンで変わるため、金額は扱いません。最新の料金は各社の公式ページで確認してください。内容は公式サイトの情報(2026年10月8日時点)をもとにしています。

夕暮れの港を渡るフェリーと高層ビル群のイメージ

先に確認したいのは「両方を含むか」

香港向けの商品で、マカオも使えるか。公式ページには、はっきり書かれていることがあります。

  • トリファ — 香港向けeSIMの対象エリアは香港のみで、マカオでは利用できないと案内されています。マカオでも通信したい場合は、マカオ向けのeSIMを別に購入するか、香港とマカオを含むアジア13の国と地域が対象の「アジア周遊プラン」を選ぶ案内です。
  • WiFiBOX — 香港のページには「中国本土・マカオでは利用できません」、マカオのページには「中国本土・香港では利用できません」と書かれています。別に、周遊(複数か国)プランへの案内があります。

つまり、行き先が「香港とマカオ」なら、商品ページの対象エリアを見て、香港とマカオを個別に買うのか、両方を含む周遊のプランを選ぶのかを、申し込む前に決める必要があります。

商品ごとの扱い

公式サイトで確認できた範囲を、表にまとめます。

商品香港・マカオ個別両方を含むプラン
トリファ国別に別プランアジア周遊プラン
Glocal eSIM1か国向けに各行中華圏周遊
グローバルWiFi国別に別ページアジア周遊ほか
ZEUS WiFi国別に別ページ2ヶ国以上(周遊)
WiFiBOX国別に別ページ周遊プランあり

高層住宅が見えるホテルの机にスマートフォンとパスポートを置いたイメージ

eSIM — トリファとGlocal eSIM

トリファは、香港とマカオの国別ページを別々に用意しています。香港向けは、利用日数を3日・7日・15日・31日・60日から選べ、CMHK(China Mobile Hong Kong)の回線に接続されると案内されています。容量が足りなくなったときは、アプリから追加のプランをいつでも購入できるとされています。プランは購入日から3ヶ月以内に利用を開始する案内です。電話番号付きのプランはありません。

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海外でアプリだけで通信を完結

Glocal eSIMは、1か国向けの料金表に香港とマカオが別々の行で載っています。複数の国を回る場合は周遊プランがあり、申込時にご利用の国が含まれるプランを選ぶと、対応国内で使えるプロファイルが発行されると案内されています。香港とマカオの両方が入るのは「中華圏周遊」で、対象国・地域は、マカオ、中国、香港、台湾とされています。同じ料金表のアジア周遊(5の国と地域・3の国と地域)の対象には、香港もマカオも入っていません。

データ通信のみの回線で電話番号の付与はなく、LINEなどのデータ通話は利用できます。データ容量を超えたときは追加購入ができず、新規で購入する案内です。eSIMの開通有効期限は注文日から90日です。

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60か国以上の国と地域に対応

【Glocal eSIM】

WiFiルーターのレンタル — 3社の違い

グローバルWiFiは、香港用とマカオ用のページが別々にあり、どちらも「現地の方と同じWiFiエリアで使える」と案内しています。2ヶ国以上を回る人向けの周遊定額プランがあり、「アジア周遊」は韓国・中国・香港・シンガポールなどのアジア27ヶ国が対象です。対応国一覧には、香港とマカオの両方が載っています。「中国・香港・マカオ周遊」のプランもあり、対応国一覧はマカオ、香港、中国です。

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グローバルWiFi公式サイトを見てみる

ZEUS WiFi for GLOBALも、香港とマカオのページが別々です。香港のページは、香港島、九龍、新界など香港のほぼ全域で使えるとし、マカオのページは、マカオ半島、タイパ島、コロアネ島などマカオのほぼ全域で使えると案内しています。どちらのページも、山間部や離島などの一部の地域では電波状況が不安定になる場合があるとしています。料金の検索は「1ヶ国(単国)」と「2ヶ国以上(周遊)」に分かれ、アジア周遊の対象国に香港とマカオが載っています。同時接続は最大10台で、推奨は5台までです。端末は自宅か空港のコンビニで受け取れ、返却はポスト投函や宅配便とされています。

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WiFiBOXは、冒頭のとおり、香港のページはマカオを、マカオのページは香港を、それぞれ利用できない地域としています。両方で使いたい場合の選択肢として、ページ内で周遊(複数か国)プランが案内されていて、「中国本土・香港・マカオ周遊」のページがあります。端末は4G対応が最大接続台数5台、5G対応が10台で、空港付近や山岳部、海岸部、地下や高層階では電波が弱い可能性があると書かれています。

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携帯電話会社の国際ローミング

eSIMもWiFiルーターも用意せず、いつもの回線のまま使う方法もあります。香港とマカオの扱いを、各社の公式情報で確認しました。

  • ドコモ「世界ギガし放題」 — 対象国・地域のアジアの一覧に、香港とマカオがそれぞれ載っています。「ドコモ MAX」「ドコモ ポイ活 MAX」「ahamo」などは、渡航先でデータローミング設定をONにするだけで使え、申し込みは不要と案内されています。契約中のプランは公式ページで確かめてください。
  • au「au海外放題」 — 事前予約ありの「予約割」の対象国・地域に、香港とマカオが載っています。
  • ソフトバンク「海外あんしん定額」 — 国際ローミングの案内資料(PDF)の国・地域別の一覧で、香港もマカオも、定額国Lに属するグループの行に載っています。

楽天モバイルについては、この記事では香港とマカオの対象を確認していません。電話番号をそのまま使いたい場合は、国際ローミングが候補になります。ここで紹介したeSIMは、トリファもGlocal eSIMも電話番号が付きません。

香港で出発前に済ませたい実名認証

香港向けのeSIMでは、使い始める前に必要な手続きがあります。トリファは、香港では法律によりプリペイドSIM・eSIMの利用者とパスポート情報を紐づける「実名認証」が義務づけられていて、手続きが終わっていないと、eSIMを入れていても現地の回線につながらないと案内しています。アプリ内でパスポートを撮影して登録でき、日本にいるうちに完了できます。

Glocal eSIMも、台湾・香港で使う場合は実名登録が必要とし、プロファイル発行メールに記載されたURLから登録する案内です。マカオは、この案内には挙がっていません。商品ごとに要否が異なるため、買う前に商品ページで確かめてください。

波模様の石畳とパステルカラーの建物が並ぶ通りのイメージ

旅程に合わせた考え方

  • 香港だけに滞在する — 香港向けのeSIMや、香港のWiFiルーターが候補です。対象エリアに香港が含まれているかを確かめます。
  • 香港とマカオの両方に行く — 国別の商品を二つ買うのか、両方を含む周遊のプランを選ぶのか、先に決めます。トリファは香港向けをマカオで使えず、WiFiBOXも相互に利用できない地域としています。
  • いつもの電話番号を使いたい — ドコモ、au、ソフトバンクの国際ローミングで、香港とマカオが対象に載っています。契約中のプランの条件は、各社の公式ページで確認します。
  • 複数人で使う — WiFiルーターは同時接続の数が商品ごとに決まっています。ZEUSは最大10台(推奨5台)、WiFiBOXは端末によって5台か10台です。

申し込みの前に確認すること

まとめ

  • 香港向けとマカオ向けは、商品の上で別々に扱われていることがあります。トリファの香港向けeSIMはマカオでは使えず、WiFiBOXも香港のページとマカオのページで互いを利用できない地域としています。
  • 両方を一つのプランで使うには、周遊のプランを選びます。トリファはアジア周遊プラン、Glocal eSIMは中華圏周遊、グローバルWiFiとZEUS WiFiはアジア周遊、WiFiBOXは周遊プランが案内されています。
  • ドコモ、au、ソフトバンクの国際ローミングでは、香港とマカオがそれぞれ対象に載っています。
  • 香港では、eSIMの利用前に実名認証が必要な商品があります。日本にいるうちに済ませておくと安心です。
  • 内容は変わることがあるため、申し込む前に公式サイトで最新の案内を確認してください。

参考にした公式情報