本サイトはアフィリエイト広告を利用しています。 最終更新 2026年10月29日
通信の「実際どうなのか」を、実測で。 記事の作り方

PR記事内に広告リンクを含みます。

iPhone 18 Pro・iPhone 18 Pro MaxとeSIM — 海外旅行で使う前に知っておきたいこと

新しいiPhoneを海外旅行に持っていく前に、SIMカードが使えないことと、回線の切り替え方を確かめておきましょう。

目次
  1. 日本で提供されるモデルは物理的なSIMカードに非対応
  2. いまの電話番号を新しいiPhoneに移す
  3. 旅行用eSIMを日本の回線と一緒に使う
    1. 旅行用eSIMを追加する
  4. データ通信に使う回線を確かめる
    1. 帰国したとき
    2. 留学などで現地の通信事業者と契約するとき
  5. まとめ
  6. 参考にした公式情報

AppleはiPhone 18 ProとiPhone 18 Pro Maxを発表し、日本ではこの二つのモデルがeSIMのみに対応するモデルとして提供されます。これまでSIMカードを差し替えて海外で使っていた人や、旅行の前に機種変更を考えている人は、使い始める前に確かめておきたい点があります。この記事では、AppleのWebサイトとサポート記事、通信事業者の案内に書かれている内容だけをもとに、eSIMに関わる点を整理します。

eSIMやデュアルSIMといった用語の意味は用語辞典、eSIMを追加する一般的な流れはeSIMの入れ方・使い方 初心者ガイドで扱っています。

日本で提供されるモデルは物理的なSIMカードに非対応

伏せて置いたスマートフォンと、端に寄せた無地のSIMカードのイメージ

Appleは、eSIMのみに対応するiPhone 18 ProとiPhone 18 Pro Maxのモデルを、日本を含む国と地域で提供するとしています。日本のAppleサイトにある技術仕様でも、SIMカードの欄は「デュアルeSIM」で、物理的なSIMカードには非対応と書かれています。オンラインストアの購入ページでも、iPhone 18 Proモデルには物理的なSIMトレイがなく、eSIMでのみアクティベートできると案内されています。

項目Appleの案内
SIMの形式デュアルeSIM(物理的なSIMカードには非対応)
同時に有効にできるeSIM2つ
保存できるeSIM8つ以上

eSIMを使うには、eSIMに対応した通信事業者の通信サービスプランに加入する必要があります。技術仕様の注記では、そのプランに通信事業者の変更やローミングに対する制限が含まれる場合があるとされています。海外での使い方に関わるため、契約する前に通信事業者の案内を確認しておきましょう。

  • Appleで購入する場合 — AppleのWebサイトで購入できるiPhoneはSIMフリーで、携帯電話回線には接続されていない状態です。アクティベートしたあともSIMフリーのままで、iPhoneに対応した通信サービスを提供するネットワークを利用できるとされています。
  • 通信事業者で購入する場合 — Appleは、通信事業者によってはeSIMに対応しない場合があり、通信事業者から購入したときにiPhoneでのeSIMの使用が無効になっている場合もあるとしています。詳細と制限事項は、購入する通信事業者に問い合わせるよう案内しています。

海外で別の通信事業者のeSIMを使うときは、SIMロックにも注意が必要です。Appleは、iPhoneが特定の通信事業者にロックされている場合、そのiPhoneを海外旅行中に別の通信事業者で使うことはできないとしています。SIMロックの有無を確かめる方法はeSIM対応スマホ機種一覧の見方で紹介しています。

いまの電話番号を新しいiPhoneに移す

明るい窓辺のテーブルに並んだ二台のスマートフォンと荷造り中のスーツケースのイメージ

Appleのサポート記事によると、iPhoneのeSIMは、通信事業者の対応状況に応じて、eSIMクイック転送、eSIMキャリアアクティベーション、QRコード、通信事業者のリンクやアプリなどの方法でアクティベートできます。以前のiPhoneから乗り換えるときに関わるのは、主に次の方法です。

  • eSIMクイック転送 — 契約先の通信事業者が対応していれば、通信事業者に問い合わせなくても、以前使っていたiPhoneから新しいiPhoneにSIMを転送できます。新しいiPhoneの設定中に電話番号の転送を求められた場合は、画面の指示に従って物理的なSIMまたはeSIMを転送します。Appleは、eSIMクイック転送で物理的なSIMをeSIMに変換することもできると説明しています。
  • eSIMキャリアアクティベーション — iPhoneの購入時に通信事業者からeSIMが割り当てられている場合は、電源を入れ、設定中に表示される案内に沿って操作すればeSIMをアクティベートできます。
  • Androidなどから移す場合 — Apple製以外のデバイスからiPhoneへeSIMを転送する場合は、通信事業者に問い合わせるよう案内されています。

eSIMクイック転送を始める前に、Appleは次の点を確認するよう求めています。

  • 両方のデバイスにApple Accountでサインインしている
  • 以前使っていたiPhoneのロックを、パスコードで解除している
  • 両方のデバイスが近くにあり、Bluetoothがオンになっている
  • 両方のデバイスに、Appleが示すバージョン以降のiOSがインストールされている

新しいiPhoneでモバイル通信プランがアクティベートされると、以前使っていたSIMは無効になります。eSIMキャリアアクティベーションの手順では、最後にiPhoneで電話をかけてモバイル通信に接続できるかを確かめ、かけられない場合は通信事業者に問い合わせるよう案内されています。出発の直前ではなく、国内で落ち着いて確認できるうちに移しておくと安心です。

Appleは、iPhone向けにeSIMを提供している通信事業者を国と地域ごとにまとめたページを公開しており、日本の項目でeSIMクイック転送に対応している通信事業者を確認できます。通信事業者が独自に条件を示している場合もあります。たとえばドコモは、eSIMクイック転送の利用にあたって事前にSIMロック解除が完了しているかを確認するよう案内し、日本国内で発売されたiPhone/iPad以外は動作を保証しないとしています。

旅行用eSIMを日本の回線と一緒に使う

晴れた旅先の広場でスマートフォンを手に歩く旅行者の後ろ姿のイメージ

Appleによると、対応モデルのiPhoneでは2つのeSIMを同時に有効にしておけます。日本の電話番号用に一つ、旅行先用にもう一つのeSIMを使う、といった使い方です。iPhone 18 Proの仕様では、保存できるeSIMは8つ以上とされています。

ただし、2つの回線を有効にしていても、一度に利用できるモバイルデータ通信のネットワークは一つだけです。また、異なる2つの通信事業者のプランを使うにはiPhoneのロックが解除されている必要があり、解除されていない場合は両方のプランを同じ通信事業者のものにする必要があります。

旅行用eSIMは、次のどちらの形でも使えるとAppleは説明しています。

  • 旅行用eSIMだけを使う — FaceTimeとiMessageは、引き続き日本の回線で機能します。
  • 日本の回線と旅行用eSIMの両方をオンにする — 旅行用eSIMを副回線として使い、主回線はそのまま機能します。

日本で契約している通信事業者の国際ローミングを使う場合も、eSIMでの仕組みは物理的なSIMを使ったローミングと同じだとされています。旅行用eSIM・WiFiルーター・国際ローミングの違いは海外旅行のデータ通信 完全ガイド、申し込み前の確認項目は選び方チェックリストを参考にしてください。

旅行用eSIMの例として、Glocal eSIMはデータ通信のみの回線で電話番号の付与はなく、LINEなどのデータ通話は利用できると案内しています。

Glocal eSIMPR

60か国以上の国と地域に対応

【Glocal eSIM】

旅行用eSIMを追加する

AppleのiPhoneユーザガイドでは、eSIMを追加する前にiPhoneを利用可能なWi-Fiまたはモバイル通信ネットワークに接続するよう案内されています。旅行用のeSIMは、モバイル通信サービスまたはWi-Fi接続が利用できることを確認したうえで、「設定」>「モバイル通信」>「eSIMを追加」>「旅行用オプションを表示」の順に進んで追加する手順が紹介されています。

Appleのサポート記事は、iOS 26以降の動作として次の流れも説明しています。

  • 出発前に旅行用eSIMを購入した場合、自分の国で使うのか、旅行中に使うのかを選ぶよう求められることがあります。
  • 旅行用eSIMを入れた状態で旅行先に着き、旅行用eSIMをオンにするよう求める通知が出たら、「旅行用のeSIMをオンにする」をタップし、「旅行用eSIMのみ」か「旅行用eSIMと現在のeSIM」かを選びます。両方を使う場合は旅行用eSIMがデータ通信に使われますが、日本で使っているeSIMのローミング料金が発生する可能性があるとされています。続けて、省データモードをオンにするかどうかを選びます。

iPhone 18 ProとiPhone 18 Pro Maxは、iOS 27を搭載したモデルとして発表されています。サポート記事は旅行用eSIMの動作をiOS 26以降のものとして説明していますが、実際に設定するときは画面の表示に従い、Appleの最新の案内もあわせて確認してください。

トリファは、出発前にアプリでeSIMの設定まで済ませておけると案内しています。利用期限は、現地で電波をつかんだ時点から数え始めるとされています。

trifaPR

海外でアプリだけで通信を完結

Glocal eSIMは、日本国内で使えるプランについて、日本国内でQRコードを読み取ると即時に利用が始まるため、設定は渡航日に行うよう案内しています。

Glocal eSIMPR

60か国以上の国と地域に対応

【Glocal eSIM】

データ通信に使う回線を確かめる

旅行中にどちらの回線でデータ通信をするかは、自分で選べます。Appleの案内では、設定アプリで「モバイル通信」→「モバイルデータ通信」の順にタップし、使う回線を選びます。データ通信を旅行用eSIMにしていても、日本の回線でFaceTimeやiMessage、その他のアプリを使って、VoIP通話をかけたりメッセージを送ったりできるとされています。

あわせて見ておきたい設定は次のとおりです。

  • モバイルデータ通信の切り替えを許可 — オンにすると、通信エリアや提供状況に応じて、両方のプランのモバイルデータ通信を使います。
  • データローミング — オンになっていて、通信事業者のネットワークのサービスエリアでない国や地域にいるときは、ローミングの料金が発生する場合があります。
  • インターネット共有 — モバイルデータ通信用に選んだ回線が使われます。

帰国したとき

Appleは、iOS 26以降では、旅行用eSIMを使っている状態で帰国すると、旅行用eSIMが自動的にオフになり、自分の国でのSIMがオンになるとしています(この動作は国や地域によって異なります)。旅行用eSIMがオフになったという通知が出ない場合は、設定アプリの「モバイル通信」で、使いたい主回線のeSIMの「この回線をオンにする」が有効になっているかを確かめ、もう使っていない旅行用eSIMの回線はオフにするよう案内しています。

留学などで現地の通信事業者と契約するとき

Appleは、SIMロックフリーのeSIM専用モデルのiPhoneは世界中の通信事業者でアクティベートできるとしたうえで、データ通信プランでeSIMを使えるかを通信事業者に確認し、iPhoneが各国の周波数帯に対応しているかも確認するよう案内しています。長期滞在の準備は留学・長期滞在のデータ通信もあわせてご覧ください。

まとめ

  • 日本で提供されるiPhone 18 ProとiPhone 18 Pro Maxは、物理的なSIMカードに対応しないeSIMのみのモデルです。eSIMは2つを同時に有効にでき、8つ以上を保存できます。
  • 通信事業者で購入する場合は、eSIMの使用やローミングに制限がないかを購入先に確認し、SIMロックの有無も確かめておきましょう。
  • いまの電話番号は、通信事業者が対応していればeSIMクイック転送で移せます。移したあとは以前のSIMが無効になるため、出発前の余裕があるうちに通話と通信を確かめておくと安心です。
  • 旅行用eSIMは日本の回線と一緒に使えますが、一度に使えるデータ通信の回線は一つです。「モバイルデータ通信」で使う回線を選び、データローミングの設定もあわせて確認してください。

参考にした公式情報