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通信の「実際どうなのか」を、実測で。 記事の作り方

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ベトナム旅行のeSIM・WiFi — 4Gと5G・電話番号・都市間の移動で選ぶ

ベトナムでは、接続する回線が4Gか5Gか、電話番号が必要か、都市のあいだを移動するかで、向く手段が変わります。

記事内の料金は 2026年10月8日 時点で各社の公表情報を確認したものです。 最新の料金・提供条件は各社の公式サイトをご確認ください。

目次
  1. eSIM — トリファとGlocal eSIM
    1. トリファ
    2. Glocal eSIM
  2. WiFiルーターのレンタル — 回線の通り道と端末の違い
  3. 日本の携帯電話会社の国際ローミング
  4. 旅程に合わせた考え方
  5. 申し込みの前に確認すること
  6. まとめ
  7. 参考にした公式情報

ハノイ、ダナン、ホーチミンと、南北に長いベトナムでは、都市から都市へ移動する旅程が珍しくありません。データ通信の手段は、eSIM・海外WiFiルーターレンタル・国際ローミングの三つの方式が基本です。ベトナムの現地SIMを買うときの加入者登録(本人確認)の決まりはアジア主要国のeSIM・WiFi比較で扱っているので、この記事では、日本で準備できる商品の公式仕様の違いと、選ぶときの基準に絞ります。

対象は、ベトナムでの利用を公式サイトで確認できた、eSIM二つ、WiFiルーター三つ、携帯電話会社の国際ローミングです。料金は時期やキャンペーンで変わるため、ここでは金額を扱いません。最新の料金は各社の公式ページで確認してください。

石灰岩の島々が浮かぶ湾と帆船のイメージ

eSIM — トリファとGlocal eSIM

ここでは、ベトナムへの対応を公式サイトで確認できた二つのeSIMの仕様を並べます。

項目トリファGlocal eSIM
ベトナムのプランベトナム向けあり単国と周遊に掲載
電話番号付かない付かない
容量の追加アプリから追加購入追加購入は不可
テザリング基本は対応利用できる
日数の数え方電波をつかんだ時点から通信をつかんだ時点から

トリファ

トリファのベトナム向けプランは、データ容量が1GB・3GB・5GB・10GB・20GB・30GB・80GB・無制限の8段階、利用日数が3日・7日・15日・31日・60日から選べるとされています。1日あたりの上限はなく、購入した日数のなかで総量を自由に配分できる仕組みです。

接続する回線の世代は、公式ページの記載に注意が必要です。ページの本文と一部の質問では、ベトナム向けのeSIMはVinaPhoneの回線に4G/LTEで接続され、5Gには対応していないとされています。一方、別の質問では、端末が5G対応で、ベトナム側で5Gが提供されているエリア・キャリアであれば5Gも利用できるとも書かれています。5Gでの利用を前提にする場合は、申し込む前にアプリのプラン詳細で確かめるのが無難です。

電話番号は付かないため、ベトナムの番号を使ったSMS認証や現地への通話は利用できません。配車アプリのGrabはデータ通信があれば使えるとされていますが、アカウント登録にはSMS認証が必要なので、出発前に日本で登録まで済ませておくよう案内されています。容量が足りなくなったときは、アプリから追加プランをいつでも購入できます。テザリングは基本的に対応していますが、まれに対応していないプランもあるため、プラン詳細で確認します。

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海外でアプリだけで通信を完結

Glocal eSIM

Glocal eSIMの料金表には、ベトナム単独のプランと、複数の国をまわる周遊プランがあります。「アジア周遊(5の国と地域)」の対象は、カンボジア、タイ、フィリピン、ベトナム、ラオスとされています。周遊プランは、ご利用する国が含まれるプランを申し込むときに選ぶと、対応国内で使えるプロファイルが発行されると案内されています。

データ通信のみの回線で、電話番号の付与はありません。LINEなどのデータ通話は利用できます。日数のカウントは、プラン対象国で通信をつかんだ(利用開始した)タイミングから24時間間隔です。テザリングは利用できます。データ容量を超えたときは、追加購入はできず、新規で購入するよう案内されています。

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60か国以上の国と地域に対応

【Glocal eSIM】

カフェでベトナムコーヒーの横にスマートフォンを手にしたイメージ

WiFiルーターのレンタル — 回線の通り道と端末の違い

端末を日本で受け取って持っていく方法です。ベトナムでの利用を公式サイトで確認できたのは、次の三つです。

  • グローバルWiFi — ベトナム現地の通信会社の回線を使い、現地の人と同じエリアでWiFiにつながると案内されています。ハノイ・ホーチミン・ダナン・ホイアン・フエなど、ベトナムのほぼ全域のエリアをカバーしているとされています。ただし、サービスエリア内でも、トンネル、地下、建物の中や高層階、山間部など電波の弱い場所では、利用できない場合や通信速度が遅くなる場合があるとされています。
  • ZEUS WiFi for GLOBAL — ハノイ、ホーチミン、ダナン、フエ、ハイフォンなど、ベトナムのほぼ全域で利用できると案内されています。山間部や離島などの一部の地域では電波状況が不安定になる場合があり、4G/LTEの電波をつかまない場所では3Gまたは2Gに接続することもあるとされています。同時接続は最大で10台、推奨は5台までです。
  • WiFiBOX — 1日あたりの上限データ容量を選んで申し込む形で、端末は4G対応と5G対応の2種類が案内されています。最大接続台数は、4G端末が5台、5G端末が10台です。
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バルコニーのテーブルにポケットWiFiルーターとパスポートを置いたイメージ

端末の受け取り方法や返却の手順、プランの内容は会社ごとに異なります。申し込む前に、公式ページで確認してください。

日本の携帯電話会社の国際ローミング

いつもの電話番号のまま使いたいときは、契約している会社の国際ローミングの対象国・地域に、ベトナムが入っているかを確認します。公式ページで確認できたのは次の三社です。

  • NTTドコモ「世界ギガし放題」 — 対象国・地域のアジアの一覧に、ベトナムが載っています。対象事業者は予告なく変更される場合があると書かれています。
  • au「au海外放題」 — 事前予約ありの「予約割」の対象にベトナムが含まれています。「予約割」は専用アプリから日本国内での事前予約が必要です。
  • 楽天モバイル — 海外ローミングの対象国・地域のアジアにベトナムが載っています。データ通信は毎月2GBまで無料とされ、プランのデータ利用量に加算されると案内されています。

ソフトバンクなど、ほかの会社は、各社の公式の対象国・地域の一覧で確認してください。設定の見直しは海外で高額請求を避けるための設定にもまとめています。

旅程に合わせた考え方

  • 都市のあいだを移動する — eSIMもWiFiルーターも、主要都市と観光エリアでの利用が案内されています。トリファは、ハロン湾のクルーズ中や船上、サパなどの山岳部では、場所によって電波が届きにくくなることがあるとして、オフラインマップを用意するよう案内しています。
  • 電話番号が必要 — 紹介した二つのeSIMには電話番号が付きません。配車アプリの登録などでSMS認証が要るものは、出発前に日本で済ませます。
  • 複数人で使う — WiFiルーターは1台を共有できます。トリファは、最大10枚までのeSIMのまとめ買いに割引があると案内しています。
  • 5Gを使いたい — トリファは公式ページの記載が分かれているため、申し込み前にアプリで確認します。WiFiBOXには5G対応の端末があります。

申し込みの前に確認すること

まとめ

  • ベトナム向けのeSIMは、トリファとGlocal eSIMの公式情報で確認できました。どちらも電話番号は付かず、容量の追加の扱いが異なります。トリファは回線の世代の記載が分かれているため、5Gの利用は申し込み前に確認します。
  • WiFiルーターは、グローバルWiFi、ZEUS WiFi for GLOBAL、WiFiBOXがベトナムでの利用を案内しています。電波の弱い場所では、利用できない場合や不安定になる場合があると、各社が書いています。
  • 国際ローミングは、ドコモ、au、楽天モバイルの公式の一覧にベトナムが載っています。契約中のプランが対象かは、各社で確認します。
  • 内容は変わることがあるため、申し込む前に公式サイトで最新の案内を確認してください。

参考にした公式情報