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通信の「実際どうなのか」を、実測で。 記事の作り方

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タイ旅行のeSIM・WiFi — 電話番号・人数・行き先で選ぶ

タイ向けの通信手段は、電話番号が必要か、何人で使うか、島や山あいに行くかで、向き不向きが分かれます。

記事内の料金は 2026年10月8日 時点で各社の公表情報を確認したものです。 最新の料金・提供条件は各社の公式サイトをご確認ください。

目次
  1. タイへの対応を公式サイトで確認できた五つの商品
  2. 分かれ道一 — 電話番号とSMSが必要か
  3. 分かれ道二 — 何人で使うか
  4. 分かれ道三 — 島や山あいまで行くか
  5. 分かれ道四 — 容量が足りなくなったらどうするか
  6. 商品ごとの確認ポイント
    1. トリファ
    2. Glocal eSIM
    3. グローバルWiFi
    4. ZEUS WiFi for GLOBAL
    5. WiFiBOX
  7. 旅程に合わせた考え方
  8. まとめ
  9. 参考にした公式情報

タイは、バンコクだけに滞在する旅程から、チェンマイやプーケットなど各地を回る旅程まで、行き方に幅がある渡航先です。データ通信の手段は、eSIM・海外WiFiルーターレンタル・国際ローミングの三つの方式が基本です。タイで現地のSIMを買うときの本人確認(登録)の決まりはアジア主要国のeSIM・WiFi比較で扱っているので、この記事では、日本にいるうちに準備できる商品について、タイに関する各社の公式の案内を比べます。

料金は時期やキャンペーンで変わるため、金額は扱いません。最新の料金は各社の公式ページで確認してください。

夕暮れのバンコクの路地のイメージ

タイへの対応を公式サイトで確認できた五つの商品

商品方式公式サイトでの扱い
トリファeSIMタイ向けページあり
Glocal eSIMeSIM単国と周遊の両方
グローバルWiFiWiFiルータータイ向けページあり
ZEUS WiFi for GLOBALWiFiルータータイ向けページあり
WiFiBOXWiFiルーター料金表にタイ

Glocal eSIMは、タイだけの単国プランと、アジア周遊(5の国と地域)の両方が料金表にあります。周遊プランの対象は、カンボジア・タイ・フィリピン・ベトナム・ラオスです。周遊プランの全体像はGlocal eSIMの周遊プラン解説にまとめています。WiFiBOXにはタイ専用のページはなく、海外の料金表と「アジア周遊」の利用可能国の一覧にタイが載っています。

分かれ道一 — 電話番号とSMSが必要か

トリファとGlocal eSIMは、どちらもデータ通信専用で、電話番号は付きません。トリファは、SMSなど電話番号が必要になるサービスは使えないと案内しています。Glocal eSIMは、LINEなどのデータ通話は利用できるとしています。

いつもの電話番号で通話やSMSを使い続けたい場合は、契約中の携帯電話会社の国際ローミングが選択肢になります。たとえばドコモの「世界ギガし放題」は、公式の対象国・地域のアジアの一覧にタイが載っています。申し込みの要否や条件は会社ごとに異なるため、契約中の会社の案内と、海外旅行で高額請求を防ぐスマホ設定をあわせて確認してください。

分かれ道二 — 何人で使うか

  • WiFiルーター — グローバルWiFiのタイ用ルーターは最大5台まで同時接続でき、複数台で使うと1日の通信容量を分け合うため、消費が増えるとされています。複数のデバイスを同時につなぐと速度が下がる場合があるとも案内されています。ZEUS WiFi for GLOBALは最大10台まで接続できますが、5台までを推奨しています。
  • eSIM — Glocal eSIMは、一つのQRコードを入れられるのは一つの端末だけで、複数の端末で使うなら台数分のQRコードを買う仕組みです。トリファは最大10枚までまとめ買いでき、枚数に応じて最大10%OFFの割引があり、購入後は使う人がアプリをダウンロードすればeSIMを配布できると案内しています。

人数と端末の数、別行動の有無をあわせて考える視点は、家族旅行はeSIMかWiFiルーターかでも整理しています。

分かれ道三 — 島や山あいまで行くか

各社の案内は、バンコクなど都市部と、島・山あいとで書きぶりが分かれています。

  • トリファ — タイ向けeSIMはTruemoveの回線に接続し、バンコク首都圏・パタヤ・プーケット・チェンマイ・サムイなどの主要観光地から、地方都市や離島の観光エリアまで4G/LTEで安定して接続できると案内しています。同じページの通信事情の解説では、離島や山間部では場所によって電波が弱くなることがあり、ピピ島やタオ島などのビーチエリア、船での移動中は圏外になる区間もあるとしています。
  • グローバルWiFi — タイ現地の通信会社の回線を使い、バンコクやチェンマイなどタイのほぼ全域をカバーするとしています。ただし、サービスエリア内でも、トンネル、地下、建物の中や高層階、山間部など電波の弱い場所では、利用できない場合や速度が遅くなる場合があると注記しています。
  • ZEUS WiFi for GLOBAL — バンコク、チェンマイ、プーケット、パタヤなど、タイのほぼ全域で利用できる一方、山間部や離島などの一部の地域では電波状況が不安定になる場合があるとしています。ベストエフォート方式のため、回線の混雑状況などで速度の低下や通信不可になることがあるとも案内しています。

三社とも山間部で電波が弱くなる可能性に触れ、トリファとZEUS WiFi for GLOBALは離島にも触れています。島めぐりやトレッキングの予定があるなら、トリファが案内しているように、地図アプリのオフラインマップを事前にダウンロードしておくと安心です。なお、5Gについてトリファは、端末が5G対応で、タイ側で5Gが提供されているエリア・キャリアであれば利用できるとしています。

石灰岩の島の近くに浮かぶロングテールボートのイメージ

分かれ道四 — 容量が足りなくなったらどうするか

  • トリファ — 容量の目安として、ネットをあまり使わないなら3GBまで、地図やSNSが中心なら5GB以上、投稿や動画視聴が多い・連泊するなら無制限のプランをすすめています。容量が足りなくなったら、アプリから追加プランをいつでも購入できます。
  • Glocal eSIM — 契約の容量を超えた場合、追加購入はできず、新規で購入する仕組みです。利用容量の確認は、公式FAQでは現時点でできないとされています。無制限プランでも、現地通信事業者のFUP(フェアユースポリシー)により、短期間の大容量通信では速度制限や通信制限が行われる場合があると案内されています。
  • グローバルWiFi — 1日に使える容量で選ぶタイ用プランが四つあり、300MB・600MB・1.1GB・無制限です。1日分の通信量を使い切っても、容量をチャージできると案内されています。
  • ZEUS WiFi for GLOBAL — タイ向けの料金プランは1日単位で、300MB・500MB・1GB・無制限が並んでいます。公式のFAQは、地図、SNS、翻訳アプリなど通信を使う場面が多いことを理由に、無制限プランをすすめています。

商品ごとの確認ポイント

トリファ

  • 利用日数は、1日から60日まで日数別のプランがあります。
  • 未使用のプランは、購入日から3ヶ月以内に利用を開始するよう案内されています。
  • インストールは国内でも現地でもよいとされています。
  • テザリングは基本的に対応していますが、対応していないプランもまれにあるため、アプリのプラン詳細で確認するよう案内されています。
  • アプリ内のチャットで、日本人スタッフが24時間365日、日本語で対応するとされています。
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海外でアプリだけで通信を完結

Glocal eSIM

  • 日数は、対象国で通信をつかんだ時点から24時間間隔で数えます。
  • 開通前の有効期限は、申込日から90日です。
  • テザリングは利用できます。
  • 周遊プランを選ぶと、対象国・地域の範囲内で一つのプロファイルを使えます。タイだけなら単国プランも選べます。
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60か国以上の国と地域に対応

【Glocal eSIM】

グローバルWiFi

  • タイのページには、5Gの無制限プランと4Gのプランが並んでいます。
  • タイ現地ではWiFiルーターを受け取れないため、日本で受け取って持っていく形になります。受け取り・返却の方法は海外WiFiルーターレンタル比較で扱っています。
  • トラブル時は、365日24時間、電話・メール・LINEでサポートするとされています。
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ZEUS WiFi for GLOBAL

  • 4G/LTEの電波をつかめない場所に移動すると、3Gまたは2Gに接続することがあると注記されています。
  • 地下や建物内、移動中などでは接続が不安定になることがあるとして、安定した通信にはモバイルWiFiのレンタルを案内しています。
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WiFiBOX

  • 混雑する空港の受け取りカウンターに並ばず、非対面・非接触で受け取る方式とされています。予約から返却までの流れはWiFiBOXの使い方で扱っています。
  • タイは、海外の料金表に載っているほか、「アジア周遊」の利用可能国の一覧に含まれています。料金表には、500MB・1GB・完全無制限の三段階のプランが示されています。
  • 機器トラブルには、24時間のトラブルサポート窓口があるとされています。
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海外WiFiレンタル【WiFiBOX】

旅程に合わせた考え方

  • バンコクなど都市部が中心 — 各社とも、主要な観光地での接続を案内しています。電話番号の要否と人数から、eSIMかルーターかを決める流れになります。
  • 島や山あいにも行く — トリファ、グローバルWiFi、ZEUS WiFi for GLOBALは、山間部で電波が弱くなる可能性に触れています。オフラインマップの事前ダウンロードをあわせて考えます。
  • グループで一つの回線を共有したい — ルーターは台数の上限と容量の分け合いを、eSIMは端末ごとの購入を前提に比べます。
  • いつもの電話番号を使いたい — 国際ローミングの対象国・地域の一覧と条件を、契約中の会社の公式案内で確認します。
  • 到着後に現地のSIMを買う — 登録の決まりはアジア主要国のeSIM・WiFi比較にあります。

端末がeSIMに対応しているか、SIMロックがかかっていないかは、選び方チェックリストとeSIMの入れ方・使い方で確かめられます。つながらないときの確認は海外でeSIMがつながらないときの確認ポイントにまとめています。

運河沿いのカフェでスマートフォンを手にしたイメージ

まとめ

  • トリファとGlocal eSIMは電話番号が付かず、トリファはSMSなど電話番号が必要なサービスも使えないと案内しています。電話番号を使い続けたいなら、国際ローミングの対象を確認します。
  • ルーターは人数の共有に向きますが、グローバルWiFiは最大5台、ZEUS WiFi for GLOBALは最大10台(推奨5台)と、台数や容量の分け合いに条件があります。eSIMは端末ごとに必要です。
  • 山間部については、トリファ、グローバルWiFi、ZEUS WiFi for GLOBALのいずれも、電波が弱くなる可能性に触れています。離島はトリファとZEUS WiFi for GLOBALが触れています。
  • 容量が足りなくなったときの扱いは、トリファは追加購入、Glocal eSIMは新規購入、グローバルWiFiは容量のチャージと、会社によって異なります。
  • 内容は変わることがあります。申し込む前に、各社の公式ページで最新の案内を確認してください。

参考にした公式情報