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ハワイ旅行のeSIM・WiFi比較 — 島をまたぐ旅の通信手段の選び方
オアフ島だけか、ほかの島にも渡るか。ハワイの通信手段は、旅程と同行者の人数で確認する点が変わります。
記事内の料金は 2026年10月4日 時点で各社の公表情報を確認したものです。 最新の料金・提供条件は各社の公式サイトをご確認ください。
目次
ハワイ旅行でスマートフォンのデータ通信を確保する方法は、大きく三つあります。出発前に日本で準備するeSIM、空港や自宅で受け取るWiFiルーターのレンタル、普段の回線をそのまま使う国際ローミングです。方式そのものの違いは海外旅行のデータ通信 完全ガイドで整理しています。この記事ではハワイに絞り、eSIMのトリファとGlocal eSIM、WiFiルーターのグローバルWiFiとZEUS WiFi for GLOBALを、公式サイトの情報(2026年10月4日時点)をもとに、対応エリア・受け取りと返却・日数の数え方で比べます。料金は時期やプランで変わるため、ここでは扱いません。最新の料金は各公式サイトで確認してください。

まず決めたいのは「どの島を回るか」
ハワイは島ごとに電波の入り方が変わると、各社が案内しています。
- トリファ — ホノルル・ワイキキ・ワイケレなどのオアフ島の主要観光地に加え、マウイ島・ハワイ島・カウアイ島の主要リゾートやダウンタウンも4G/LTE/5Gで接続できると案内しています。一方で、ハワイ島の内陸部やカウアイ島の一部には電波が弱いエリアがあるとも書かれています。
- グローバルWiFi — ハワイ・ホノルル・ハワイ島・カウアイ島・マウイ島などハワイのほぼ全域をカバーしているとしつつ、サービスエリア内でもトンネル、地下、建物の中や高層階、山間部など電波の弱い場所では、使えない場合や速度が遅くなる場合があると案内しています。
- ZEUS WiFi for GLOBAL — オアフ島・ハワイ島・マウイ島・カウアイ島などの都市部全域で使えるとしたうえで、山間部や離島などの一部の地域では電波状況が不安定になる場合があると案内しています。
方式が違っても、トリファ・グローバルWiFi・ZEUS WiFi for GLOBALの3社とも、内陸や山間部に電波が弱い場所があると案内しています。レンタカーで島の内陸や山のほうを回る旅程では、出発前に各社のエリア案内を確認しておくと安心です。
eSIMで準備する — トリファとGlocal eSIM
eSIMはスマートフォンに内蔵されたSIMに通信プランを書き込む仕組みで、WiFiルーターのように機器を受け取って返す手間がありません。仕組みや設定の流れはeSIMの入れ方・使い方 初心者ガイド、対応機種の確認はeSIM対応スマホ機種一覧の見方で扱っています。
トリファ
トリファには、ハワイ専用の案内ページがあります。公式サイトのFAQでは、次のような点が案内されています。
- プランの選び方 — 現地でネットをあまり使わないなら3GB程度まで、観光で地図やSNSを使うなら5GB以上、SNS投稿や動画視聴を頻繁にする場合や連泊する場合は無制限が目安とされています。1日から60日まで、日数別に複数のデータ容量のプランが用意されています。
- 追加と設定のタイミング — データが足りなくなったら、アプリから追加プランをいつでも購入できます。インストールは現地に着いてからでも、日本にいる間でもよく、現地空港のWiFiの速度が心配な場合は日本で設定を済ませて現地ではeSIMを切り替える方法が案内されています。プランは購入日から3ヶ月以内に利用を開始する必要があります。
- 5Gとテザリング — 現地のキャリアの回線に直接つなぐ方式で、端末が5Gに対応し、ハワイ側でも5Gが提供されているエリアなら5G通信が使えると案内されています。テザリングは基本的に対応していますが、まれに非対応のプランがあるため、購入前にプラン詳細で確認する手順が示されています。
- 電話番号 — 電話番号付きのプランは提供されておらず、SMSなど電話番号が必要なサービスは使えません。LINEやInstagramなどのネット回線を使う通話は利用できます。
- サポート — アプリ内のチャットで、日本人スタッフが24時間365日、日本語で対応すると案内されています。
Glocal eSIM
Glocal eSIMの料金表では、ハワイは二通りの買い方があります。アメリカ(ハワイ)の単独プランと、アメリカ(ハワイ)・カナダ・メキシコをまとめた「アメリカ周遊」です。周遊プランの対象は、料金表にこの3か国・地域として載っています。単独プランの利用日数は、3日・5日・7日・15日・30日の5段階です。
申し込みの前に、公式サイトで次の条件を確認しておきたいところです。
- 開通と日数の数え方 — 申し込み後、最短即時から2時間以内、または利用開始日の前日に、プロファイル情報(QRコード)がメールで届きます。日数は、入力した利用開始日ではなく、実際に現地で通信が始まった日から24時間間隔で数えられます。eSIMを開通できる期限は、注文から90日です。
- 変更・キャンセル — 申し込み後に利用日数を延ばすことはできず、必要なら再度購入する案内になっています。申し込み後のキャンセルもできないとされています。
- データ専用 — データ通信専用で、電話番号は付きません。無制限プランであっても、現地の通信事業者の利用ポリシー(FUP)により、短期間に大容量の通信をすると速度制限や通信制限がかかる場合があると案内されています。
- 日本のサービス — IPアドレスが日本国外のものになるため、決済サービスや日本限定の動画配信サービスなどが使えない場合があります。
- 端末の条件 — eSIMに対応したiPadでは使えず、AQUOSシリーズは保証対象外です。SIMロックが解除されていない端末にQRコードを読み込むと、再利用できなくなります。

WiFiルーターをレンタルする — グローバルWiFiとZEUS WiFi for GLOBAL
WiFiルーターのレンタルは、日本で機器を受け取り、帰国後に返す方式です。1台の機器に複数の端末をつなげられる一方、受け取りと返却の段取りが必要です。会社ごとの違いは海外WiFiルーターレンタル比較で、空港での受け取りの手間は空港WiFiレンタル vs eSIMで扱っています。通信はベストエフォート方式で、実際の速度は環境や混雑によって変わります。
グローバルWiFi
グローバルWiFiのハワイ向けの案内ページには、次の内容があります。
- プラン — 4Gの無制限、1日あたり1.1GB・600MB・300MBのプランに加え、5Gの無制限と、電波が弱くなったときに自動で切り替える「5G無制限 AI電波改善」があります。料金は1日あたりで表示され、ハワイで使うWiFiの通信料金は課税対象外とされています。
- データ容量の日付の区切り — 1日あたりのデータ容量は、日本時間の0時から23時59分までを1日として計算されます。現地時間の0時とは異なるため、時差のある地域では注意するよう案内されています。
- 受け取りと返却 — 空港のカウンター、宅配便、セブン‐イレブンでの受け取りに対応しています。宅配での受け取りには、受取料金として550円(税込)が申し込み時に加算されます。宅配で返す場合は、返送先住所が印字された元払いの伝票と封筒が同梱され、帰国の翌日中までに集荷に間に合うよう送ります。コンビニでは返却できないため、空港カウンターか宅配で返す必要があります。
- 容量の目安 — 海外では日本より通信容量を多く使う傾向があるため注意するよう案内されています。
ZEUS WiFi for GLOBAL
ZEUS WiFi for GLOBALのハワイ向けの案内ページには、次の内容があります。
- プラン — 300MB・500MB・1GB・無制限の4種類が、1日単位の料金で並んでいます。ハワイ旅行では、地図アプリやSNS、翻訳アプリなど通信を使う場面が多いとして、無制限プランが案内されています。
- 台数 — 同時接続は最大10台ですが、推奨は5台までとされています。
- 電波の注意点 — 4G/LTEの電波をつかめない場所に移動すると、3Gまたは2Gに接続することがあると案内されています。ベストエフォート方式のため、回線の混雑などで速度が下がったり、通信できなくなったりすることがあります。
- 受け取りと返却 — 受け取りは、自宅など指定の住所か、日本国内の空港から選びます。申し込みは端末が届く日の前日の10時までです。返却は利用終了日の翌日までに、追跡番号が発行される方法(レターパック・宅配便など)で送り、送料は利用者の負担です。
国際ローミングという選択肢
普段のスマートフォンの回線をそのまま使う国際ローミングは、機器の受け取りもeSIMの設定も要りません。ハワイが対象に含まれるかは、各社の公式ページで確認できます。
- ドコモ — 「世界ギガし放題」の対象国・地域の一覧に、アメリカ(本土)・アラスカ・カナダ・グアム・サイパンとともにハワイが載っています。
- au — 「au海外放題」の料金表のうち、事前予約をする「予約割」の区分に、アメリカ(本土・アラスカ)とハワイが含まれています。
- ソフトバンク — 「アメリカ放題」の使えるエリアに、アメリカ本土・アラスカ・ハワイ・プエルトリコ・バージン諸島(アメリカ領)が挙げられています。
申し込みが必要かどうか、使い始めの手順、料金の区分は会社ごとに違います。四社の違いはアメリカ旅行のeSIM・WiFi比較にまとめました。eSIMやWiFiルーターを使う場合でも、スマートフォンに残した日本の回線で料金がかかる場面があるため、出発前に海外旅行で高額請求を防ぐスマホ設定も確認しておくと安心です。
4サービスを並べて見る
| サービス | 方式 | 受け取り・開通 | 注意したい点 |
|---|---|---|---|
| トリファ | eSIM | アプリで購入・設定 | 電話番号付きプランなし |
| Glocal eSIM | eSIM | QRコードをメールで受信 | データ専用・延長不可 |
| グローバルWiFi | WiFiルーター | 空港・宅配・コンビニ | コンビニでは返却不可 |
| ZEUS WiFi | WiFiルーター | 自宅・空港 | 返送料は利用者負担 |

旅のスタイル別に確認したいこと
- 荷物を増やしたくない、受け取りと返却を省きたい — eSIMが候補です。ただし、電話番号が必要なSMS認証などは使えないため、必要な認証は日本の回線で済ませておく必要があります。
- 家族やグループで1つの回線を共有したい — WiFiルーターが候補です。ZEUS WiFi for GLOBALは最大10台まで接続できます。トリファのeSIMもテザリングで他の端末とつなげられますが、プランによっては非対応の場合があります。
- 複数の島を回る、内陸や山のほうへ行く — 上の3社が、電波が弱い場所があると案内しています。出発前に、各社のエリア案内を確認します。
- 日数やデータ量を細かく管理したい — グローバルWiFiは日本時間で1日を区切り、Glocal eSIMは現地で通信が始まった日から24時間間隔で数えます。数え方が違うため、申し込み前に各社の説明を読んでおきます。
まとめ
- ハワイの通信手段は、eSIM・WiFiルーターのレンタル・国際ローミングの三つです。トリファ・グローバルWiFi・ZEUS WiFi for GLOBALは、島の内陸や山間部に電波が弱い場所があると案内しています。
- eSIMのトリファは電話番号付きのプランがなく、Glocal eSIMはデータ専用で、申し込み後の日数の延長やキャンセルができません。
- WiFiルーターは、グローバルWiFiがコンビニで受け取れても返却できない点、ZEUS WiFi for GLOBALが返送料を利用者負担とする点が、運用上の違いです。
- 料金・プランの内容・キャンペーンは時期によって変わります。申し込み前に、各社の公式サイトで最新の情報を確認してください。