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通信の「実際どうなのか」を、実測で。 記事の作り方

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帰国後の旅行用eSIMはどうする? — オフにする・削除する・日本の回線に戻す手順

帰国したら、まず日本の回線に戻っているかを確かめ、旅行用eSIMをオフにするのか削除するのかを、公式の案内に沿って決めます。

記事内の料金は 2026年10月27日 時点で各社の公表情報を確認したものです。 最新の料金・提供条件は各社の公式サイトをご確認ください。

目次
  1. この記事でわかること
  2. まず、日本の回線に戻っているかを確かめる
    1. iPhoneの場合
    2. Androidの場合
    3. 旅行用eSIMの提供元の案内
  3. 旅行用eSIMは「オフ」にするか「削除」するか
    1. オフにして残す
    2. 削除する
  4. iMessage・FaceTimeの電話番号を確かめる
  5. データローミングの設定はどうするか
  6. 次の旅行で、同じeSIMは使えるか
    1. トリファ
    2. Glocal eSIM
  7. 帰国後のチェックリスト
  8. まとめ
  9. 参考にした公式情報

空港に着いてスマホの電源を入れたら、モバイルデータがつながらない。メッセージが電話番号ではなくメールアドレスから送られている。設定画面に、もう使わない旅行用eSIMが並んだまま。海外旅行のあとには、こうした小さな戻し忘れが起きがちです。

この記事は、旅行が終わったあとにやることに絞って、Apple・Google・Samsungの公式サポートと、トリファ・Glocal eSIMの公式の案内を整理します。eSIMを入れる手順はeSIMの入れ方・使い方 初心者ガイドで、設定の途中で消してしまったときの再発行はQRコードが読み取れない・インストールが止まったときの確認で扱っているので、ここでは触れません。料金は扱いません。内容は公式サイトの情報(2026年10月27日時点)にもとづきます。公式ページで確認できなかったことは、確認できなかったと記しています。

この記事でわかること

  • 帰国したあと、日本の回線とモバイルデータ通信が戻っているかの確かめ方
  • 旅行用eSIMを「オフ」にするか「削除」するかの判断
  • iMessage・FaceTimeで使う電話番号の確認
  • 日本の回線のデータローミングの扱い
  • 次の旅行で、同じeSIMをもう一度使えるか
帰国後にやることiPhoneAndroid(Pixel)
日本の回線をオンにするモバイル通信モバイル ネットワーク
データ通信の回線を戻すモバイルデータ通信プライマリ SIM
旅行用eSIMを止める回線をオフこの SIM を使用する
旅行用eSIMを消すプランを削除eSIM を消去する
データローミング通信のオプションローミング中

スーツケースの上に置いたパスポートとスマートフォンのイメージ

まず、日本の回線に戻っているかを確かめる

iPhoneの場合

Appleは、iOS 26以降では、旅行用eSIMを使っている状態で帰国すると、旅行用eSIMが自動的にオフになり、自分の国でのSIMがオンになると案内しています。ただし、この機能の動作は国や地域によって異なるとされています。

旅行用eSIMがオフになったという通知が出ない場合は、主回線がオンになっているかを自分で確認します。Appleの案内では、設定アプリの「モバイル通信」で、使いたい主回線のeSIMの「この回線をオンにする」が有効になっていることを確かめ、もう使っていない旅行用eSIMの回線はすべてオフにします。

モバイルデータ通信に使う回線も確認します。デュアルSIMのiPhoneは、一度に1つの番号でしかモバイルデータ通信を使えません。設定アプリの「モバイル通信」から「モバイルデータ通信」に進み、日本の回線の番号を選びます。

Androidの場合

Google Pixelは、設定アプリの[ネットワークとインターネット]→[SIM]で、[プライマリ SIM]として通話・テキスト メッセージ・データ通信に使うSIMを選ぶ仕組みです。データ通信のデフォルトにできるSIMは1つのみと案内されているので、[モバイルデータ]を日本の回線に戻します。

Galaxyは、Samsungの案内では、設定アプリの[接続]→[SIMマネージャー]から、データ通信・通話・SMSで使うSIMをそれぞれ選べます。なお、Glocal eSIMのFAQには、機種やバージョンによって表記が異なる場合があるという注記があります。

旅行用eSIMの提供元の案内

トリファとGlocal eSIMも、帰国後の戻し方を公式に案内しています。

  • トリファ — 使い方のコラムでは、帰国後の切り替えは現地での操作と逆の手順とされています。機内モードがオンの状態で普段使いの回線を有効にし、トリファのeSIMを無効にしてから、機内モードをオフにします。最後にWi-Fiをオフにして、日本の回線でインターネットに接続できるかを確かめます。
  • Glocal eSIM — FAQの「日本に帰国した際に、日本で契約している回線に切り替えたい。」では、iPhoneは「モバイル通信」で日本回線を選んで「この回線をオンにする」をオンにし、モバイルデータ通信の項目を日本回線(主回線)にしてから、再起動後にデータ通信を確認する流れです。Androidは、[ネットワークとインターネット]→[SIM]で日本回線を選び、回線をオンにして、再起動後に確認します。

Glocal eSIMのFAQには、もう一つ注意があります。旅行用eSIMを使うときに「VPNとデバイス管理」の「構成プロファイル」を削除していた場合は、日本の回線の構成プロファイルを再度ダウンロードする必要があるとされています。方法は、契約している日本の通信会社のホームページやマイページで確認するよう案内されています。

旅行用eSIMは「オフ」にするか「削除」するか

使い終わった旅行用eSIMの扱いは、オフにして残すか、端末から削除するかの二つです。公式の案内を並べると、次のように整理できます。

状態扱いの目安根拠になる案内
まだ使っていない削除しない削除すると使えなくなる
期間や容量が残っているまずオフにする消すと同じコードで戻せない
使い切った・期限切れ削除してよい提供元が削除を案内
端末を手放す削除するAppleが消去を案内

オフにして残す

Appleは、帰国後にもう使っていない旅行用eSIMの回線はオフにするよう案内しています。Pixelでは、[ネットワークとインターネット]→[モバイル ネットワーク]でSIMを選び、[この SIM を使用する]をオフにします。Googleのヘルプは、これをSIMを一時的にオフにする手順として案内していて、eSIMを消去する手順とは別に書かれています。

旅行用eSIMの中には、日本でも使えるプランがあります。Glocal eSIMは、日本国内で利用できるかどうかをプロファイル発行メールの「日本利用」の項目で確認できると案内しています。トリファのコラムは、日本がサービスエリアに含まれているeSIMをオンにすると日本の通信事業者のネットワークにローミング接続し、バックグラウンドで動くアプリやOSの自動更新などで、意識しなくてもデータが消費される可能性があると説明しています。帰国後は、旅行用eSIMがオフになっているかを確かめておくと安心です。

削除する

削除してよいかどうかは、提供元の案内で確認します。

  • トリファ — 使い方のコラムは、利用済みのeSIMプロファイルは端末から削除しても構わないとしています。ただし、削除後は元に戻せないため、日本の回線や未使用のeSIMを誤って削除しないよう注意が書かれています。eSIM削除のコラムでは、使い切りタイプの旅行用eSIMは、データ容量を使い切ったあとや有効期限が切れたあとに削除するのがよいとされています。
  • Glocal eSIM — FAQは、利用前に「モバイル通信プランの削除」を絶対に行わないよう注意しています。購入したプランは期間の終了後に自動的に解約となり、解約の手続きは不要と案内されています。

Appleは、eSIMを消去する場面として、データプランや電話番号をほかのデバイスに転送したときと、デバイスを売却・下取り・譲渡するときを挙げています。一方で、通信事業者から指示された場合を除き、トラブルシューティングの手段としてeSIMを消去しないよう求めています。消去した場合は、通信事業者に問い合わせて新しいeSIMを入手する必要があるためです。

iPhoneでプランが複数あるときは、設定アプリの「モバイル通信」で消去したいプランをタップし、「プランを削除」を選びます。Pixelは、[モバイル ネットワーク]で削除するeSIMを選び、[eSIM を消去する]をタップします。消す前に、選んだ回線が旅行用eSIMであることを名前で確かめます。

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iMessage・FaceTimeの電話番号を確かめる

Appleの案内では、旅行用eSIMだけを使っていたあいだも、FaceTimeとiMessageは自分の国での回線で機能するとされています。帰国後は、旅行中に日本の回線をオフにしていた場合などに、電話番号の設定を確認しておきます。

  • メッセージ — 設定アプリの「アプリ」→「メッセージ」→「送受信」で、「iMessageの送受信に使用可能な連絡先」に自分の電話番号が選択されているかを確かめます。
  • 新しいメッセージの送り元 — 同じ「送受信」の画面の「新規チャットの発信元」で電話番号を選ぶと、新しいメッセージが電話番号から送られるようになります。
  • FaceTime — 設定アプリの「アプリ」→「FaceTime」で、「FaceTime着信用の連絡先情報」に電話番号が選択されているかを確かめます。

Appleは、メッセージやFaceTimeで電話番号を使うには、その番号にアクティブなSIMまたはeSIMが紐付けられている必要があるとしています。電話番号が選べないときは、先に日本の回線がオンになっているかを見直します。デュアルSIMのiPhoneでは、iMessageやFaceTimeでどちらのモバイル通信プランを使うかを選べ、片方または両方の番号を選択できると案内されています。旅行中の二つの回線の役割分担は、日本の電話番号を残して旅行用eSIMでデータ通信で扱っています。

ソファでスマートフォンを持つ手とリュックのイメージ

データローミングの設定はどうするか

旅行中に日本の回線のデータローミングを触った場合は、帰国後の扱いも確認しておきます。

  • トリファ — 使い方のコラムは、日本の回線の「データローミング」は国内外問わずオフで問題ないとしています。
  • Samsung — データローミングの解説ページでは、日本国内でデータローミングをオンにしても、国内のキャリアと契約したスマホが国内にある限りローミングは発生しないと説明しています。そのうえで、国内にいてもデータローミングは設定アプリからオフにしておくことをすすめています。

iPhoneでデータローミングを切り替える場所は、Appleの案内では設定アプリの「モバイル通信」です。デュアルSIMの場合は、変更したい番号をタップしてから「通信のオプション」に進み、「データローミング」をオフにします。Pixelは、[ネットワークとインターネット]→[インターネット]で携帯通信会社の横の設定アイコンをタップし、[ローミング中]をオン・オフします。Googleは、携帯通信会社によってはデータローミングに追加料金が発生することがあるとしています。海外で高額請求を防ぐ設定は、海外旅行で高額請求を防ぐスマホ設定にまとめています。

次の旅行で、同じeSIMは使えるか

使い終わった旅行用eSIMを残しておけば、次の旅行でも使えるのか。ここは商品ごとに案内が違います。

項目トリファGlocal eSIM
使用後の削除削除してよい期間終了で自動解約
同じコードで入れ直しできない読み込みは一度だけ
次の旅行アプリで渡航先を購入新しく購入

トリファ

eSIM削除のコラムは、一度削除したeSIMのプロファイルは、同じQRコードやアクティベーションコードで再インストールできないとしています。同じコラムでは、次の旅行ではアプリから渡航先のeSIMを購入・設定する流れが紹介されています。使い終わったトリファのeSIMを、次の旅行で別の国向けにそのまま使えるかどうかは、確認したページには書かれていませんでした。迷う場合は、削除する前に確認しておくと確実です。トリファのコラムでは、チャットサポートはアプリの「アカウント」→「チャットサポート」から使えると案内されています。

また、同じコラムは、旅行用eSIMのデータプランは購入時の容量や期間で自動的に終了するのが一般的だとしたうえで、自動更新タイプのプランを契約している場合は、削除する前にプランの解約を確認するよう書いています。

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Glocal eSIM

Glocal eSIMは、プロファイル情報(QRコード)の再発行はできず、端末への読み込みは一度しかできないと案内しています。FAQでも、プロファイル(QRコード)は1度しか使えないとされています。利用期間の延長や容量の変更、利用国の追加もできず、新規で購入するよう案内されています。次の旅行では、旅程に合うプランを新しく買う形です。

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60か国以上の国と地域に対応

【Glocal eSIM】

荷ほどき中のスーツケースとスマートフォン、充電ケーブルのイメージ

帰国後のチェックリスト

  • 日本の回線の「この回線をオンにする」(Pixelは[この SIM を使用する])がオンになっているか。
  • モバイルデータ通信の回線が、日本の回線になっているか。Wi-Fiをオフにして、ページが開くかを確かめる。
  • 旅行用eSIMがオフになっているか。日本でも使えるプランは、とくに確認する。
  • 旅行用eSIMを削除する前に、まだ使っていないeSIMや日本の回線を選んでいないか。
  • iMessageの送受信と「新規チャットの発信元」、FaceTimeの着信用の連絡先に、電話番号が選ばれているか。
  • 日本の回線のデータローミングを、旅行中に変えていないか。
  • 構成プロファイルを削除していた場合は、日本の通信会社の案内で入れ直したか。

つながらないままのときの確認は、海外でeSIMがつながらないときの確認ポイントの手順も参考になります。

まとめ

  • Appleは、iOS 26以降で旅行用eSIMを使ったまま帰国すると、旅行用eSIMが自動でオフになり、自分の国のSIMがオンになると案内しています。動作は国や地域で異なるため、主回線とモバイルデータ通信の回線を自分でも確かめます。
  • 使い終わった旅行用eSIMは、オフにして残すか、削除するかです。トリファは利用済みのeSIMを削除してよいとし、Glocal eSIMはプランが期間終了後に自動解約になると案内しています。どちらも、削除したものは同じコードで入れ直せません。
  • iMessageとFaceTimeは、電話番号にアクティブなSIMが紐付いている必要があります。日本の回線をオフにしていた場合は、送受信の設定を見直します。
  • 次の旅行は、Glocal eSIMは新しく購入する形です。トリファで同じeSIMを使い回せるかは確認したページに記載がなく、アプリのサポートで確かめます。
  • 内容は変わることがあるため、操作する前に各社の公式サイトで最新の案内を確認してください。

参考にした公式情報