本サイトはアフィリエイト広告を利用しています。 最終更新 2026年10月29日
通信の「実際どうなのか」を、実測で。 記事の作り方

PR記事内に広告リンクを含みます。

インドネシア(バリ島)旅行のeSIM・WiFi — 中心部と山あい・離島で変わる確認点

バリ島のリゾートエリアと、山あいや離島とでは、公式の案内の書き方が分かれます。インドネシア向けのeSIMとWiFiルーターを、回線とエリアの説明、電話番号、台数で見比べます。

記事内の料金は 2026年10月18日 時点で各社の公表情報を確認したものです。 最新の料金・提供条件は各社の公式サイトをご確認ください。

目次
  1. 日本の携帯電話会社の国際ローミングでは
  2. インドネシア向けのeSIM — トリファとGlocal eSIM
    1. トリファ
    2. Glocal eSIM
    3. 電話番号がないことの影響を、先に確かめておく
  3. WiFiルーターのレンタル — 容量と台数、受け取り方
    1. グローバルWiFi
    2. ZEUS WiFi for GLOBAL
    3. WiFiBOX
  4. バリ島の中心部だけか、山あいや島まで足をのばすか
  5. インドネシア以外の国にも寄るとき
  6. 旅程に合わせた考え方
  7. 申し込みの前に確認すること
  8. まとめ
  9. 参考にした公式情報

インドネシア旅行のデータ通信は、eSIM・海外WiFiルーターのレンタル・国際ローミングの三つの方式が基本です。ただ、バリ島のリゾートエリアに滞在する旅と、ウブドの棚田や島の外まで足をのばす旅とでは、公式サイトの案内の書き方も変わってきます。

この記事では、バリ島を中心にインドネシアを回る日程を想定して、日本の携帯電話会社の国際ローミングでインドネシアがどう案内されているかと、インドネシアに対応していることが公式サイトで確認できたeSIM・WiFiルーターの仕様の違いを整理します。インドネシアで現地のSIMを買う場合の登録手続きは東南アジア周遊のデータ通信の記事で扱っているため、ここでは取り上げません。料金は時期やキャンペーンで変わるので金額も扱わず、最新の料金は各社の公式ページで確認してください。内容は公式サイトの情報(2026年10月18日時点)にもとづきます。

朝もやのバリ島の棚田とヤシの木、斜面を縫う細い道のイメージ

日本の携帯電話会社の国際ローミングでは

日本の携帯電話会社の国際ローミングは、会社ごとに対象国・地域の一覧を公開しています。インドネシアがどう載っているかを、各社の公式ページで確かめました。

会社サービスインドネシアの載り方
ドコモ世界ギガし放題対象国・地域の一覧に掲載
auau海外放題事前予約の「予約割」の対象に掲載
ソフトバンク海外パケットし放題国・地域別の一覧に掲載
楽天モバイル海外ローミング利用可能な国と地域の一覧に掲載
  • ドコモ — 「世界ギガし放題」の対象国・地域の一覧のアジアにインドネシアが載っています。この一覧は「2024年8月29日現在、対応している国・地域」と注記されていて、対象事業者は予告なく変更される場合があるとされています。WORLD WINGの利用可能な国・地域の一覧にもインドネシアが載っています。
  • au — 「au海外放題」のページで、事前予約ありの「予約割」の対象国・地域の一覧にインドネシアが載っています。「予約割」は専用アプリから日本国内で事前に予約する必要があると案内されています。同じページでは、2027年2月1日に「au海外放題」をリニューアルし、事前予約を廃止すると告知されています。渡航の時期によって手続きが変わるため、出発前に最新の案内を確認します。
  • ソフトバンク — 国・地域別の定額対象の一覧で、インドネシアの行に「海外パケットし放題」が並んでいます。ただし同社は、このサービスの提供を2026年12月以降に終了すると案内しています。渡航する時点のサービス内容を確認してください。
  • 楽天モバイル — 海外ローミングで利用可能な107の国と地域の一覧のアジアにインドネシアが載っています。海外利用分の2GBはプラン料金に含まれると案内され、このデータ量は契約しているプランのデータ利用量に加算されます。2GBを超えると速度が制限されます。

どの会社でも、一覧に載っていることと、自分の契約プランで使えることは別の話です。申込みの要否や料金は契約中のプランで変わるため、渡航前に各社の公式ページで確認します。

インドネシア向けのeSIM — トリファとGlocal eSIM

出発前に日本で用意するeSIMは、インドネシアに対応していることが公式サイトで確認できたものを並べます。回線やエリアの説明の有無、電話番号の扱い、容量を追加できるかどうかに違いがあります。

項目トリファGlocal eSIM
インドネシアの買い方インドネシア向けプラン単国・アジア周遊
電話番号付かない付かない
容量の追加追加プランを購入可能追加購入は不可
テザリング基本は対応利用できる
開通・利用開始の期限購入日から3ヶ月注文日から90日

ヤシの木の下のテーブルにスマートフォンを置き、奥に海が広がるビーチのイメージ

トリファ

インドネシア向けのプランは、利用日数を3日間・7日間・15日間・31日間・60日間から選び、日数ごとに選べるデータ容量が異なります。公式ページは、このeSIMがTelkomselの回線に接続されると案内しています。

エリアについても細かく書かれています。ジャカルタの市街地やバリ島の主要リゾートエリアは4G/LTEで安定して接続できると案内され、クタ・スミニャック・ヌサドゥアは通信環境が整っているとされています。ウブドは中心部は問題なく使えるものの、少し離れた棚田や渓谷では電波が弱くなることがあり、バリ島北部の山道やギリ島などの離島では、場所によって電波が届きにくくなるとあります。内陸部のドライブや離島めぐりを予定している場合は、地図アプリのオフラインマップを用意しておくと安心と案内されています。

5Gについては、端末が5G対応で、インドネシア側で5Gが提供されているエリア・キャリアであれば利用できるとされています。利用期限は現地で電波をキャッチした時点からカウントが始まるため、早めにインストールしても期限が無駄にならないと案内されています。1プランにつきインストールできるのは1台の端末なので、複数の端末で使うときはテザリングに対応したプランかどうかを、プラン詳細の画面で確認します。

trifaPR

海外でアプリだけで通信を完結

Glocal eSIM

Glocal eSIMの公式ページの料金表には、3日間・5日間・7日間・15日間・30日間の列で、インドネシアの単国プランが載っています。シンガポールやマレーシアにも寄る場合は、「アジア周遊(3の国と地域)」が候補で、対象国・地域はインドネシア・シンガポール・マレーシアです。確認できた範囲では、島ごとやエリアごとの案内は、公式ページに見当たりませんでした。

データ通信のみの回線で、電話番号の付与はなく、LINEなどのデータ通話は利用できると案内されています。テザリングは利用できます。日数のカウントは、プラン対象国で通信をつかんだ(利用開始した)タイミングから24時間間隔です。

注意したいのは、あとから変えられない点です。公式FAQでは、データ容量を超えても追加購入はできず、新規で購入するよう案内されています。利用期間の延長と容量の変更もできず、プランの変更や利用国の追加もできません。また、無制限プランであっても、現地通信事業者のFair Usage Policy(FUP)により、短期間の大容量通信時には速度制限または通信制限が行われる場合があると書かれています。

Glocal eSIMPR

60か国以上の国と地域に対応

【Glocal eSIM】

電話番号がないことの影響を、先に確かめておく

どちらのeSIMも、電話番号は付きません。トリファは、SMSなど電話番号が必要になるサービスは使えないと明記し、LINEやInstagramなどのネット回線を使った通話を利用するよう案内しています。バリ島やジャカルタでは配車アプリのGrabやGojekが広く使われているとトリファは説明していますが、アプリのログインや認証にSMSを使う場合は、出発前に別の手段へ切り替えられるかを確認しておくと安心です。LINEの認証については海外旅行でLINEを使うときに確認したいことにまとめています。

WiFiルーターのレンタル — 容量と台数、受け取り方

端末を日本で受け取って持っていく方法もあります。インドネシアへの対応を公式サイトで確認できたWiFiルーターの、台数と容量、受け取り方を並べます。

項目グローバルWiFiZEUS WiFi for GLOBALWiFiBOX
インドネシアの案内インドネシア用プランありデンパサール(バリ島)などを明記アジア周遊の一覧に掲載
同時接続最大5台最大10台(推奨は5台)端末で5台・10台
容量の選択肢300MB〜無制限の4つ300MB〜無制限の4つ周遊プランに4種
受け取り日本国内のみ自宅・日本国内の空港のコンビニ空港や駅の貸出機など

カフェのテーブルにポケットWiFiルーター、ノート、パスポート、コーヒーを置いたイメージ

グローバルWiFi

インドネシア用のプランは、1日に使える容量に合わせて、300MB・600MB・1.1GB・無制限の4つが用意されています。1日の通信量を使い切っても、容量をチャージできると案内されています。

同時接続は最大5台までです。複数台をつなぐと1日の通信容量を分け合うため消費が増え、通信が必ず必要な場面では1人1台がすすめられています。受け取りについては、インドネシア現地ではWiFiルーターを受け取れず、日本国内の空港カウンター、宅配、コンビニのいずれかで受け取ると案内されています。

グローバルWiFiPR
グローバルWiFi公式サイトを見てみる

ZEUS WiFi for GLOBAL

ジャカルタ、スラバヤ、バンドン、デンパサール(バリ島)、メダン、マカッサルなど、インドネシアのほぼ全域で利用できると案内されています。同じページでは、山間部や離島などの一部の地域では電波状況が不安定になる場合があること、4G/LTEの電波をつかまない場所では3Gまたは2Gに接続することがあることが書かれています。ベストエフォート方式のため、回線の混雑状況や通信環境などにより、通信速度の低下や通信不可となることがあるとも説明されています。

データ容量は300MB・500MB・1GB・無制限から選びます。同時接続は最大10台ですが、推奨は5台までです。端末は自宅か、日本国内の7つの空港のコンビニで受け取れます。

ZEUS WiFi for GLOBALPR

WiFiBOX

WiFiBOXは、空港や駅、コンビニ、商業施設などで、完全非接触で借りられるセルフ方式のWi-Fiレンタルです。インドネシアは、「アジア周遊」プランの利用可能国一覧に載っています。アジア周遊のプランには、5G完全無制限プラン、完全無制限プラン、1GBプラン、500MBプランが並んでいます。

端末のスペック表では、最大接続台数が5台のものと10台のものがあり、5G対応の端末も掲載されています。借りる端末によって接続台数が違うため、申し込む前にスペック表を確認します。

WiFiBOXPR
海外WiFiレンタル【WiFiBOX】

バリ島の中心部だけか、山あいや島まで足をのばすか

南国の島の近く、桟橋のそばの透き通った海に浮かぶアウトリガーボートのイメージ

滞在がバリ島のリゾートエリア中心なら、トリファやZEUS WiFi for GLOBALの案内で、主要エリアが対象として書かれています。確認の重みが増すのは、旅程が山あいや離島に広がるときです。

  • トリファ — 棚田や渓谷、バリ島北部の山道、ギリ島などの離島で電波が弱くなることがあると、地名つきで案内しています。該当する場所に行く日は、オフラインマップを用意します。
  • ZEUS WiFi for GLOBAL — 山間部や離島などの一部地域で電波状況が不安定になる場合があると案内しています。4G/LTEをつかまない場所では3Gや2Gになることがあります。
  • グローバルWiFi — インドネシアのフリーWiFiについて、観光地でも特に自然に囲まれている場所には設置されていないことがあると案内しています。WiFiスポットに頼る前提で、旅程を組まないようにします。
  • Glocal eSIM・WiFiBOX — 確認できた範囲では、島ごとやエリアごとの案内は公式ページに見当たりませんでした。山あいや離島に行く日がある場合は、申し込み前に公式サポートへ問い合わせるのが確実です。

インドネシア以外の国にも寄るとき

バリ島からシンガポールやマレーシアへ移る日程では、旅程の国がすべて対象に入っているかを一覧で確かめます。

  • Glocal eSIM — 「アジア周遊(3の国と地域)」の対象は、インドネシア・シンガポール・マレーシアです。申し込み後にプランを変えたり、利用国を追加したりはできないため、申し込みの時点で行き先をそろえます。周遊プランの対象国の整理は、Glocal eSIMの地域別プランの記事でも扱っています。
  • WiFiBOX — 「アジア周遊」の利用可能国一覧で、旅程の国が載っているかを確かめます。
  • トリファ・グローバルWiFi・ZEUS WiFi for GLOBAL — 国ごとのプランページで、インドネシア以外の国の対応を確かめます。台湾・タイ・ベトナムなどの比較はアジア主要国の比較記事にあります。

旅程に合わせた考え方

  • バリ島のリゾートエリアに滞在する — 各社とも対応が確認できました。電話番号の有無と、容量を追加できるかで絞ります。
  • ウブドの棚田や北部の山道、離島まで行く — エリアの説明が地名つきのトリファや、山間部や離島を明記しているZEUS WiFi for GLOBALの記載を参考に、オフラインマップも用意します。
  • いつもの電話番号を使いたい — eSIMには電話番号が付きません。携帯電話会社の国際ローミングの対象かどうかを、契約中のプランの案内で確認します。
  • 複数人で使う — WiFiルーターは同時接続の台数が商品や端末で違います。人数に合わせて、公式に書かれた台数と推奨の台数を確認します。データ量の目安は海外旅行のデータ容量の目安にあります。

申し込みの前に確認すること

  • 端末がeSIMに対応しているか、SIMロックがかかっていないか。確かめ方と設定の流れはeSIMの入れ方・使い方 初心者ガイドと選び方チェックリストにあります。
  • 購入後の期限。トリファは購入日から3ヶ月以内に利用を開始、Glocal eSIMは注文日から90日と案内されています。
  • 容量を超えたときの扱い。トリファは追加プランの購入ができ、Glocal eSIMは新規購入と案内されています。
  • WiFiルーターの受け取り場所。グローバルWiFiは日本国内でのみ受け取り、ZEUS WiFi for GLOBALは自宅か日本国内の空港のコンビニで受け取ります。
  • つながらないときの確認は、海外でeSIMがつながらないときの確認ポイントにまとめています。

まとめ

  • 日本の携帯電話会社の国際ローミングでは、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの公式ページに、インドネシアが載っています。ソフトバンクの「海外パケットし放題」は、2026年12月以降の提供終了が案内され、auの「au海外放題」は、2027年2月1日のリニューアルが告知されています。
  • eSIMは、トリファもGlocal eSIMも電話番号が付きません。容量の追加は、トリファが追加プランの購入、Glocal eSIMが新規購入と、扱いが異なります。
  • WiFiルーターは、同時接続の台数と受け取り方が会社ごとに違います。ZEUS WiFi for GLOBALはデンパサール(バリ島)を明記し、グローバルWiFiは最大5台で日本国内のみの受け取りです。
  • 山あいや離島に行く日は、トリファとZEUS WiFi for GLOBALが電波の弱まりや不安定さに触れています。オフラインマップなどの備えを用意します。
  • 内容は変わることがあるため、申し込む前に公式サイトで最新の案内を確認してください。

参考にした公式情報